実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「共通点」(27分)
七里香さんという女性が大学一年生の時にアルバイトをしていた居酒屋さんは、駅そばの繁盛店だった。 1階に居酒屋、2階にガールズバー、3階は宴会専用の座敷というビル1棟同じ経営者が展開している店で、七里香さんは1階と3階を行ったり来たりで奮闘していたそうだ。この店の1階・3階では頻繁に怪現象が起きたり、霊の目撃談が後を絶たなかった。 古くから勤めている多恵さんという女性従業員の話によると七里香さんたちがよく見るのはかつて3階で首つり自殺をした元従業員の女性なのだそうだが、その女性以外の巨漢の男の霊もいて、この男性の霊が何者かをのちに知ることになった時、七里香さんたちは思いもよらぬ連鎖というか、共通点に肝を冷やすことになった。
城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年〜2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
http://shirotani-kwaidan.com
■メディア
・「所さんの目が点」
・「大人養成所バナナスクール」
・「Rの法則」
・「柴田阿弥の金曜thenight」
他多数
■書籍
・恐怖怪談「呪ノ宴」(竹書房 単著)
・怪談師恐ろし噺「裂け目」(竹書房 単著)
■DVD
・「怪奇蒐集者」(楽創舎)
・「六本木怪談 呪・祟」(楽創舎)
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