実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「その時いたよ」(29分)
鹿児島県の離島で生まれ育ったまゆみさんは、中学を卒業すると衛星看護科のある高校に進学し将来看護師になるべく勉学にいそしんでいた。 大きな学校で他県からの進学者も多いことから寮が八棟もある。新しい寮と古い寮が混在しており、まゆみさんは古い寮に入寮していた。 一年生だった二月か、三月のこと。三年生は卒業し寮を出て、二年生は修学旅行で、寮には一年生しかいなかった。気のゆるみから皆深夜まで他室を訪問したりして遊んでいた時に、Bちゃんという同級生の部屋を訪ねることにした。 Bちゃんはちょっと曰くのある三〇八号室に住んでいたのだが……。
城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年〜2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
http://shirotani-kwaidan.com
■メディア
・「所さんの目が点」
・「大人養成所バナナスクール」
・「Rの法則」
・「柴田阿弥の金曜thenight」
他多数
■書籍
・恐怖怪談「呪ノ宴」(竹書房 単著)
・怪談師恐ろし噺「裂け目」(竹書房 単著)
■DVD
・「怪奇蒐集者」(楽創舎)
・「六本木怪談 呪・祟」(楽創舎)
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