実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「余計なモノ 前編」(21分)
カナさんは茨城県在住の三十代の会社員の女性。結婚し幸せにお暮らしだが、家事があまり得意ではなく、こと洗濯などは週末にまとめて行い、乾燥は近所のコインランドリーの大型乾燥機を利用するのが専らだった。 その日は用事があったので早朝に起きて洗濯し、午前7時に車に洗い立ての洗濯物を積んで出かけてそうだ。用事のある先の近くのコインランドリーで乾燥まで終わらせてからその足で予定している用事を済まそうと考えていた。 かくして、到着したのはチェーン展開のクリーニング店併設のコインランドリー……。人気のない店内で洗濯物をたたんでいると小柄な老婆が「家がね全焼しちゃって」と話しかけてきた。
城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年〜2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
http://shirotani-kwaidan.com
■メディア
・「所さんの目が点」
・「大人養成所バナナスクール」
・「Rの法則」
・「柴田阿弥の金曜thenight」
他多数
■書籍
・恐怖怪談「呪ノ宴」(竹書房 単著)
・怪談師恐ろし噺「裂け目」(竹書房 単著)
■DVD
・「怪奇蒐集者」(楽創舎)
・「六本木怪談 呪・祟」(楽創舎)
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