実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「禁じられた遊び」(28分)
こっくりさんは定期的に、殊若者たちの間で俄かなブームになる。ぽんすけさんという女性も学生時代にブームに乗っかりクラスメイトとこっくりさんをやったことがるそうだが、同時に思いもよらぬ怪体験に遭遇してしまう。 中学二年生の夏休みを目前に控えた放課後、部活動が早く終わりぽんすけさんと他3人の女生徒はいったんクラスに引き上げ夏休み中の予定を立てるのに熱心に話し合っていた。 ふと気づくとクラスには彼女等しかいない。禁止令が出ていたものの口うるさい風紀委員顧問のY先生は不在の学校、時刻も夕暮れとあってこっそりこっくりさんをやることにしたのだそうだ。まさかそれが後々自分たちの身に災いをもたらすということなど微塵も思いもせぬままに。
城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年〜2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
http://shirotani-kwaidan.com
■メディア
・「所さんの目が点」
・「大人養成所バナナスクール」
・「Rの法則」
・「柴田阿弥の金曜thenight」
他多数
■書籍
・恐怖怪談「呪ノ宴」(竹書房 単著)
・怪談師恐ろし噺「裂け目」(竹書房 単著)
■DVD
・「怪奇蒐集者」(楽創舎)
・「六本木怪談 呪・祟」(楽創舎)
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