実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「或芸術大学の怪 その土地」(22分)
40年前の若くして亡くなった川村さんの霊の仕業だとばかり思っていた、この大学内の怪奇現象は実は現在もあちこちで不可解な事象を引き起こし続けていた。 Mさんは一つのきっかけが次々と新たなエピソードに伝播していくことを興味深く思い、山田先生から教えてもらった金本先生のもとを訪ねてみることにした。金本先生は山田先生の同期のベテランの女性の先生で、オカルトにより詳しいとの前情報だったからだ。 ところが実際に話を聞いてみると、「全てが川村さんの霊の仕業なわけがないでしょう」と呆れられてしまったのだ。 確かに40年前のその出来事に前後して学内で心霊騒動は起きたが、すでに沈静化していること、そして、川村先生というよりこの学校の建っている土地にこそ所以があるのではないかということを語り始めた。
城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年〜2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
http://shirotani-kwaidan.com
■メディア
・「所さんの目が点」
・「大人養成所バナナスクール」
・「Rの法則」
・「柴田阿弥の金曜thenight」
他多数
■書籍
・恐怖怪談「呪ノ宴」(竹書房 単著)
・怪談師恐ろし噺「裂け目」(竹書房 単著)
■DVD
・「怪奇蒐集者」(楽創舎)
・「六本木怪談 呪・祟」(楽創舎)
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