実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「はふりぞの」(28分)
京都で生まれ育った吉田さんは小さいころに住んでいた一、二階ともに六畳間が二つある古い一軒家ですでにおかしな現象を体験していた。 誰もいないはずの二階から足音が聞こえてきたり、庭先に白い女の人が立っていたり、中でも印象的なのは大小さまざまの無数の手形が出たり消えたりする天井板だったり。 それでも不思議と恐怖心は起こらず、不思議だなと思う程度だったという。 特に霊障もなく大人になり、結婚を機に同じ京都でも精華町という町の四階建てアパートに引っ越したのだが、この新居でも怪現象は続いたそうだ。 そして、待望の子供を授かったその年、怪異は初めて恐怖を伴って牙をむいた。
城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年〜2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
http://shirotani-kwaidan.com
■メディア
・「所さんの目が点」
・「大人養成所バナナスクール」
・「Rの法則」
・「柴田阿弥の金曜thenight」
他多数
■書籍
・恐怖怪談「呪ノ宴」(竹書房 単著)
・怪談師恐ろし噺「裂け目」(竹書房 単著)
■DVD
・「怪奇蒐集者」(楽創舎)
・「六本木怪談 呪・祟」(楽創舎)
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