実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「押し入れに潜む 前編」(19分)
かなこさんの伯父はかつて某都市部の刑事部参事官を務めていた人物である。今から二十年ほど前に親族が一堂に会した時に伯父からある話を教えてもらった。 伯父が退職してそれほど経たないころ、ゴルフに出かけて運悪く骨折してしまい入院したことがあった。この時、当時すでにある地域で警察署長をしていたかつての部下がお見舞いに来た時に管轄の派出所から上がってきた報告書について神妙な顔で話し出した。 報告書は近隣のアパートの住人から寄せられた「アパートの部屋に幽霊が出る」という苦情であった。 本来警察の仕事ではないのだが相談があった以上確認せねばならず、半信半疑アパートに聴取に行ったという。
城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年〜2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
http://shirotani-kwaidan.com
■メディア
・「所さんの目が点」
・「大人養成所バナナスクール」
・「Rの法則」
・「柴田阿弥の金曜thenight」
他多数
■書籍
・恐怖怪談「呪ノ宴」(竹書房 単著)
・怪談師恐ろし噺「裂け目」(竹書房 単著)
■DVD
・「怪奇蒐集者」(楽創舎)
・「六本木怪談 呪・祟」(楽創舎)
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