実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「クウェン君のこと 其の一」(30分)
関西で塗装会社の課長を務める木村さんという五十代の男性の体験談。 彼の勤める会社では数年前からベトナム人研修生を雇用している。初めこそ少ない人数だったが18人もの研修生が働くようになり、会社は研修生用の寮を用意せねばならなくなった。 社長が見つけてきたのが一棟に3LDKの部屋が4つ入っているというタイプの集合住宅3棟だった。不動産に掛け合うともともとは賃貸だったが事情を説明すると破格で売却してくれるという。 ここにベトナム人研修生が引っ越したのだが、引っ越しの落ち着いたころ古参の優秀なクウェン君に異変が起き始めた。
城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年〜2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
http://shirotani-kwaidan.com
■メディア
・「所さんの目が点」
・「大人養成所バナナスクール」
・「Rの法則」
・「柴田阿弥の金曜thenight」
他多数
■書籍
・恐怖怪談「呪ノ宴」(竹書房 単著)
・怪談師恐ろし噺「裂け目」(竹書房 単著)
■DVD
・「怪奇蒐集者」(楽創舎)
・「六本木怪談 呪・祟」(楽創舎)
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