実説 城谷怪談
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「スリラーナイト薄野店の怪」(27分)
怪を語れば怪が来る。かつて勤めていた怪談バーでも、不可思議な現象が頻繁に起こっていた。 心霊現象について懐疑的だったアルバイトのY君が、とある早朝、閉店後に店で休んでいると誰かの気配を感じて…。
「犠牲者」(24分)
阿部君が通っていた中学校は柔道部が強い学校だった。
ある日の部活帰り、夜の11時過ぎ。人気のない住宅街の緩いカーブの道路を自転車で通りかかった時、目の端に女性の姿を見とめた。自転車を停め振り向いてみると…。
「死者からの電話」(34分)
この世とあの世が、予想だにしない形でつながることがある。
セイカちゃんのお兄さんが20代の若い命を自ら断ってしまったのは3年前、急いで帰宅した奥の間にはすでに物言わぬ兄が布団に寝かされていた。
「復讐」(42分)
関西の警察機関から入った相談は、難解を極めていた。
事件は殺人事件。男女の痴情の縺れから男が交際相手の女性を殺害し、末に逮捕された。しかしこの男が拘留中に謎の変死を遂げたことで。
城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年〜2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
http://shirotani-kwaidan.com
■メディア
・「所さんの目が点」
・「大人養成所バナナスクール」
・「Rの法則」
・「柴田阿弥の金曜thenight」
他多数
■書籍
・恐怖怪談「呪ノ宴」(竹書房 単著)
・怪談師恐ろし噺「裂け目」(竹書房 単著)
■DVD
・「怪奇蒐集者」(楽創舎)
・「六本木怪談 呪・祟」(楽創舎)
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