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小川未明 小川未明童話全集 3

[オーディオブックCD] 小川未明童話全集 3

小川未明
パンローリング
CD 10枚 約663分 2016年12月発売
本体 2,500円  税込 2,750円  国内送料無料です。
この商品は 11月25日に 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
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内容紹介

児童文学の父であり、日本のアンデルセンと呼ばれる小川未明の童話「黒い旗物語」、「金色のボタン」ほか全57話を朗読で収録しています。

小川未明と聞いてピントくる人は少ないのではないでしょうか?
小川未明は数多くの作品を残していることから、「日本のアンデルセン」、日本児童文学の父」と称されています。生まれは1882年(明治15年)、新潟県高田(現上越市)。坪内逍遙などから学び、後に逍遥から「未明」の号を授かります。1961年(昭和36年)、享79歳で没。没後は上越市により新人発掘のコンクール、小川未明文学賞が創設されています。

小川未明の作品は明治~昭和にかけての当時の日本の生活、子ども達の暮らしなどが物語を通して感じることができ、日本の歩みを子どもたちに教えることができます。
そして、小川未明の作品の中には戦時中の背景が描かれているものあります。今、語り継がれることの少ない戦時中の経験を物語でわかりやすく子どもたちに 伝えられます。物語の中には社会批判、人間の悪しき心が垣間見られ、善悪の判断がつかない子供たちへの正しい道筋となる作品もあります。美しい文章で語られる未明の世界をご堪能下さい。

3巻に収録
「黒い旗物語」

爺と子供の二人が港の町に入ってきました。しかし、町の人は冷たい態度を取 り、盗人扱いをし、終いには追い出してしまうのです。ある日、沖の方に不気味な黒い旗を掲げた船が浮いていました。すると不思議なことに、その日から見慣れない子供がボロボロの着物を着て町を歩いていました。子供は真珠やサンゴと交換して、着物や食べ物を売って欲しいと言うが、町の人達は断り、子供の持っていた真珠やらを奪ってしまいます。その後、町に悲劇が起こります・・・。

「幾年もたった後」 父親は子供の目にはなんと世の中が美しく見えるのだろかと羨ましく思っていました。すると耳元でささやくものがいました。なんと、それは太陽だったのです。太陽は「もう一度、おまえを子供にしてやる。」と言います。父親や喜びました。
やがて、父親も歳を取り孫ができ、おじいさんとなりました。孫の面倒がみられないぐらいに歳をとった頃、おじいさんの目は美しく澄んできました。空から見ていた太陽は、おじいさんに話しかけました。「俺が子供にしてやると言ったが、今おまえはどう考える?」と・・・。

収録作品

Disc1
黒い旗物語
クラリネットを吹く男
寒い日のこと
町の真理
風だけが叫ぶ
遠くで鳴る雷

Disc2
春風の吹く町
雪の上のおじいさん
せみと正ちゃん
ある冬の晩のこと
海へ帰るおじさん
酒倉

Disc3
こうした事実があったら
南天の実
はてしなき世界
木に上った子供
こいのぼりと鶏
ごみだらけの豆

Disc4
塩を載せた船
さまざまな生い立ち
おけらになった話
残された日

Disc5
片田舎にあった話
雪の上の舞踏

金色のボタン
幾年もたった後
母の心
おおかみをだましたおじいさん

Disc6
女の魚売り
小さな妹をつれて
夕焼け物語
小さな草と太陽
年とったかめの話
ある男と牛の話

Disc7
労働祭の話
ろうそくと貝がら
兄弟のやまばと
花と人の話
太陽と星の下

Disc8
北海の白鳥
釣り銭で人のわかった話
昼のお月さま
おじいさんとくわ
親木と若木
夜の進軍らっぱ

Disc9
すずめの巣
あるまりの一生
薬売り
新しい町
チューリップの芽
頭をはなれた帽子

Disc10
てかてか頭の話
森の中の犬ころ
その日から正直になった話
春はよみがえる
天下だこ

小川未明(おがわ・みめい)

1882年4月7日-1961年5月11日

小説家・児童文学作家。本名は小川 健作(おがわ けんさく)。
「日本のアンデルセン」「日本児童文学の父」と呼ばれる。
娘の岡上鈴江も児童文学者。

新潟県高田(現上越市)に生まれる。
東京専門学校(早稲田大学の前身)専門部哲学科を経て大学部英文科を卒業。
坪内逍遙に師事し、島村抱月やラフカディオ・ハーン(小泉八雲)らにも影響を受けた。

在学中に処女作「漂浪児」を発表し、逍遥から「未明」の号を与えられ、
卒業直前に発表した「霰に霙」で小説家としての地位を築く。
1925年に早大童話会を立ち上げ、1926年以降は童話作家に専念する。

1953年、童話会の会員だった鳥越信と古田足日の二人を中心をした「少年文学宣言」
が発表され、未明は、古い児童文学として否定されるという、苦渋の晩年も送った。

代表作は、「金の輪」(労働文学)、「赤い蝋燭と人魚」(朝日新聞)
「月夜と眼鏡」(赤い鳥)、「野薔薇」(小さな草と太陽)など。

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