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大勝文仁/こう書房 いつのまにか「お金がたまる人」のさりげない習慣

[オーディオブックCD] いつのまにか「お金がたまる人」のさりげない習慣

大勝文仁, こう書房
パンローリング
CD 4枚約200分 2007年6月発売
本体 1,300円  税込 1,430円  国内送料無料です。
この商品は 明日 発送できる予定です。 (発送可能時期について)
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目次

第1章 お金がたまる、ほんの少しの心がまえ
第2章 「生活のスタイル」を見直せばお金がたまる
第3章 お金がたまる人は「資産」をこう考える
第4章 賢くためる財テクのポイントはここだ
第5章 「お金がたまる人」が実践しているさりげない習慣

■第2章 「生活のスタイル」を見直せばお金がたまる――より

★酒や食事がないとコミュニケーションがとれぬと思い込んでいないか★

●コミュニケーションの意味を間違えるな●

日本社会の悪しき習慣のひとつに「飲みニケーション」がある。酒を飲み交わしてコミュニケーションを深めようというものだ。

もちろん、洋の東西を問わずビジネスの世界では営業活動などの有効な手段として「接待」が機能している。また最近は、ビジネスメインのコミュニケーションの場として「ビジネスランチ」なる昼食会もあったりする。しかし、日本人ビジネスマンの多くは「接待」と「飲みニケーション」「ビジネスメインのコミュニケーション」を混同しているようだ。そのためか、人と会うとき、とくに大切な人と会うときには、酒や食事の席を設けなければ相手に対して失礼になると思い込んでいるところがある。

相手を歓待し敬う気持ちを表わす「接待」と、酒の席で上司や部下が無礼講で会話を円滑にする「飲みニケーション」、そして「ビジネスメインのコミュニケーション」は、意味も目的も違う、まったくの別物である。だから、相手がどんなに大切な人であろうとも、酒や食事の席を設けなければ失礼になると考える必要はないのだ。

たんにビジネス上のコミュニケーションをはかるのが目的ならば、静かで会話がスムーズに行なえる場所であればどこであろうと、とくに大きな問題は起きないはずである。

●酒や食事の席を設ければ必ず相手が喜ぶとはかぎらない●

中堅の食品会社に勤める杉山さんは先日、大変な失敗をした。ことの真相はこうだ。

取引先の部長と仕事の件で会うことになった杉山さんは、気を利かせて、相手には内緒で近くの有名なレストランに予約を入れた。そのレストランのステーキが、部長はお気に入りだと聞いていたからだ。

レストランでは終始和やかな雰囲気で話が弾み、杉山さんは好感触をつかんだ。唯一気がかりだったのは、部長がステーキにあまり箸をつけなかったことである。

杉山さんがあわてたのは、その翌日、上司に報告をしに行ったときのこと。 実は前日の夜遅く、相手の部長から懇意にしている上司のところへ電話があったのだ。それによると、部長は先日の社内検診で糖尿病の疑いがでて、好物のステーキを控えるようにと医者から忠告されたばかりだったのだそうだ。

上司が先方の部長に謝り、事無きを得たが、杉山さんは上司から注意を受けた。

●社外で人と会うときは喫茶店で十分である●

私が会社勤めをしていたころは、「スターバックス」はまだなかったが、ゆっくりと談話ができ500円前後でコーヒーが楽しめる「ルノアール」などが、街のあちこちにあった。そのため、昼夜を問わず、社外で人と会うときには「ルノアール」などを利用した。「ルノアール」は通常の喫茶店よりもスペースに余裕があったので、人数が多くても、ゆっくり会話ができたのだ。

現在も私は、人と会うときは「ルノアール」や「滝沢」などの、ゆっくりできる喫茶店を使うことにしている。「食事でも……」という場合には、昼でも夜でもファミリーレストランである。これで十分なのだ。

情報や会話の中身が充実していれば、食事や酒はかえって邪魔になる。食事や酒がコーヒーに代われば、出費もずいぶん少なくなる。人と会えば決まって「一杯やりましょう」が口癖の人は、まず間違いなく「お金のたまらない人」だといえるだろう。

★「お金のたまる町」に住む★

●住居選びは通勤の手軽さだけで決めないようにする●

ビジネスマンの多くは、会社までの通勤ルートができるだけ短かくなるような場所に、住居を探しているのではないだろうか。もちろん、そのほうが時間の節約になるし、通勤の疲労も少ない。

しかし、住居を購入する場合は、会社に近ければいい、というわけにはいかない。転職する可能性だってあるからだ。

とくに妻子のある場合は、毎日の暮らしを中心にした、いわば家庭主体の家選びをするといい。

●スーパーやショッピングセンターへのアクセスを見直す●

では、家庭主体とは、具体的にどのようなことをいうのだろうか。それは、毎日の食生活や周辺の自然環境を重視するということだ。

たとえば、これまでの会社主体の考え方では、通勤の手軽さを考慮し、駅や幹線道路までのアクセスに比重を置いて住居選びをしていたに違いない。しかし、家庭主体の考え方では、毎日の食生活に欠かせないスーパーやショッピングセンターへのアクセスに、もっと比重を置くということである。

それも、たんに有名な全国チェーンがあればいいというのではない。店舗名は無名でも新鮮で良質な生鮮品を取り扱っているなどというように、商品の品質が良く、なおかつ価格が格安のスーパーやショッピングセンターにどれだけアクセスしやすいかを考える。最近は、規模は小さくても質の良い商品を納得のいく価格で扱うお店が以前にくらべて増えているので、しっかりとチェックするようにしたい。

なぜなら、食費の支出は毎日のようにあるからだ。品質に大きな差がないのであれば、高い値段で買うよりは安い値段で買うほうがよい。たとえその差額がほんの少しであっても、毎日のことだけに、蓄積すると支出に大きな差が生じてしまう。

なかには、多少遠くでも、週に1度、自動車で激安スーパーまで出かけて、 まとめ買いをすればいいと考える人もいるだろう。しかし、ガソリン代や1週 間分の食品を貯蔵する大型冷蔵庫に要する電気代が余分にかかる。さらには、どうしても食べきれずに腐ったり賞味期限が切れるといったロスが生じる可能性があるし、まとめ買いでは不要なものまで買ってしまう傾向も強い。つまり、あまり意識しないところでお金をムダにしていることが多いのだ。なので、やはり食品は必要な分だけ近所でこまめに買ったほうがいい。

●激安スーパーがあれば必然的に町全体の物価も安い●

基本的に、激安スーパーが町に進出してくると、既存スーパーに向かっていた人の流れが変わる。すると、既存スーパーはお客を取り戻そうとして価格を下げる。

激安スーパーが登場したことで困るのは既存スーパーだけではない。その周囲に立地していた理髪店や喫茶店、ゲームセンターなども、人の流れが変わったことでお客が減ってしまう傾向が強い。一方で、激安スーパーに来るお客を目当てに、理髪店や喫茶店などがどんどん進出してくる。このため、あらゆるところで価格競争が起こり、町全体の物価が安くなるという現象が起こる。

つまり、同じ通勤距離圏内にあって、似たような自然環境であれば、激安スーパーのある町を選ぶべきなのだ。それだけで、よりお金がたまりやすくなる。

★人付き合いは少し悪いくらいがちょうどいい★

●人脈で大事なのは人数ではなく質である●

ビジネスマンの成功術を説く多くの書籍類には、必ずといっていいほど「人脈を持つことが不可欠だ」という見出しがある。

ビジネスマンとして成功するだけでなく、人生を豊かなものにするためにも、私自身も人脈を持つことはおすすめする。ただし、多くのビジネスマンが誤解しているようなので、人脈のつくり方に関して、私なりの見解を述べてみたい。

まず、いちばん誤解されている点は、人脈は広ければ広いほどいいということである。友人や知人が多ければ多いほど有益な情報が得られるというのが、その理由のようだ。

しかし、私にいわせれば、ムダに広い人脈は、無益な情報や誤報を増やし、情報の精度を低くし、有益な情報をつかみにくくするだけである。たとえは悪いが、粗悪なコンピュータを何十台とそろえるより、高性能のコンピュータが1台あったほうが、結果に対する信用度ははるかに高く、保守管理もラクである。

人脈がどんなに広くても、一人ひとりが自分にとって無益な人ならば、その人脈は有害無益なだけである。逆に、人脈は広くなくても一人ひとりが有益ならば、常に価値ある情報が得られるわけだ。だから、さまざまな会合やパーティーに顔を出し、相手かまわず名刺を配ってまわるのは、あまり利口でない人のする人脈のつくり方といえる。

●人脈の保守管理にはお金がかかる●

大半のビジネス書ではなぜか言及されていないが、人脈を保つには交際費が必要だ。たとえばコンピュータなら、指示を出せば即座に自分の持っている情報をなんでも提供してくれるが、人付き合いは違う。電話やメールだけでは有益な情報は集まらない。やはり、たまには顔をあわせる必要がある。そうすれば、コーヒーの1杯や手土産が必要となるのが人情だろう。

もちろん、コーヒー1杯で有益な情報が得られれば安いものだ。酒の1杯や 2杯でも同じである。勘違いしないでほしいが、その交際費を節約しろといっ ているのではない。たとえコーヒー1杯にしろ、顔をあわすからには自分も相 手も時間を割いているのだから、有効に使いたいということだ。逆に、つまらない人と会っていると、お金はもちろん、貴重な時間までも消耗してしまう。世の中に、これほどムダなものはないだろう。

●むやみやたらと会合やパーティーに顔を出さない●

外資系の証券会社に勤める近藤さんには、多くの知人から連日のように会合やパーティーに関する案内が届く。しかし、そのすべてに参加していたら、時間はもとより、会費の出費だけで金欠病になってしまう。かといって全部欠席していると、そのうちに「付き合いの悪いヤツ」というレッテルを貼られ、案内メールが1通も届かなくなるだろう。

そこで近藤さんは、忘年会といった定期的なものや参加者が未定なものは全部参加しないことにした。というのは、出席しても有益とはかぎらないし、欠席しても多少付き合いが悪いと思われるくらいで、失礼にはならないからだ。 つまり、参加者を確認してから、有意義な場所だけに出席するようにしたのである。

また、元アスキー社長の西和彦氏は、毎月の終わりに自分の行動の反省チェックを行ない、つまらなかった会合などには以後参加しないことを心がけていたという。

自分にとってなにがお金と時間のムダになっているか、常にチェックしておこう。

※本商品は「いつのまにか「お金がたまる人」のさりげない習慣」(こう書房刊 大勝文仁著 ISBN:4-7696-0751-2 208頁 1,365円(税込))をオーディオ化したものです。

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