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「先生と私」 「両親と私」 「先生と遺書」の三部からなる、夏目漱石の長編小説。
拭い去れない過去の罪悪感を背負ったまま、世間の目から隠れるように
暮らす“先生”と“私”との交流を通して、人の「こころ」の奥底を、
漱石が鋭い洞察と筆力によって描いた不朽の名作!
学生だった私は鎌倉の海岸で“先生”に出会い、その超然とした姿に強く惹かれていく。
しかし、交流を深めていく中で、“先生”の過去が触れてはいけない暗部として引っかかり続ける。
他人を信用できず、自分自身さえも信用できなくなった“先生”に対し、私はその過去を問う。
そしてその答えを“先生”は遺書という形によって明らかにする。遺された手紙には、罪の意識により
自己否定に生きてきた“先生”の苦悩が克明に記されていた。
己の人生に向き合い、誠実であろうとすればするほど、苦しみは深くなり、
自分自身を許すことができなくなる…。過去に縛られ、悔やみ、激しい葛藤のなかで
身動きのとれなくなった“先生”の人生の様はあなたに何を訴えかけるだろうか。
人は弱いものなのか…、シンプルでもありまた不可解でもある
人の「こころ」のありようを夏目漱石が問いかける。
人はどのように救われるのか…!?
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夏目漱石(なつめ・そうせき)
日本の小説家、評論家、英文学者。森鴎外と並ぶ明治・大正時代の文豪である。1867年(慶応3)
江戸牛込馬場下横町(現在の東京都新宿区喜久井町)に生まれる。本名は夏目金之助。
東京帝国大学英文科卒業後、東京高等師範学校、松山中学、熊本第五高等学校などの教師生活を経て、
1900年、イギリスに留学。帰国後、第一高等学校、東京帝国大学の講師を務める。1905年、処女作
『吾輩は猫である』を発表。翌年『坊っちゃん』『草枕』を発表。1907年、教職を辞し、朝日新聞社に
入社。以後、朝日新聞に『虞美人草』『三四郎』『それから』『門』『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』
『道草』などを連載するが、1916年(大正5)12月9日、『明暗』の連載途中に胃潰瘍で永眠。享年50歳。
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