内容紹介
古今東西、世界中で起きている殺人事件には色々なパターンがある。
今回は動物たちが人間を襲った事件を集めて紹介する。何が彼らをそうさせたのか?
恐るべき事件の全貌から彼らの肖像とその結末までを読み解き、今後我々が同様の事件に巻き込まれないように考察する。覚悟して聴くべし!
2020年より恐ろしい話ばかりを200話以上配信しているトゥルークライム系ポッドキャスト "デスラジオ 聞いたらいつか死ぬラジオ"のITとCATがお送りする音声コンテンツ。
グリズリーベア(6分)
ティモシー・トレッドウェルはクマ愛好家、映画監督、そして自称クマ保護者であり、13年間、毎年夏になるとアラスカのカトマイ国立公園に通いグリズリーベアとともに過ごした。
彼はクマと特別な絆で結ばれていると信じ、クマの活動が活発なことで知られるエリア、しばしばクマの餌場に近い場所でもキャンプをしていた。ティモシーは熊よけスプレーも銃器も携帯せず、自分と動物とのつながりを固く信じ、危険なことはないと自信を持っていたが…。
ニュージャージーサメ襲撃事件(5分)
1916年。アメリカ合衆国ニュージャージー州で発生したサメによる獣害事件。ピーター・ベンチリーが「ジョーズ」を執筆した際に題材とした事件と言われている。
チンパンジー(17分)
ジェームス・デイヴィスは長身でハンサムなメカニックであり、レーシングカーのドライバーでもあった。彼の若い妻ラドンナは、健康的な美貌のブロンドで、夫妻はとても仲が良かった。
ふたりの間にはもう一人の大切な存在がいた。まるで本物の息子のように大事に育てたチンパンジー。名前はモーだ。完璧に近いほど幸せに思えた彼らの人生がいつしか傾き出す…。
ツァボの人食いライオン(36分)
1898年3月から同年12月にかけてイギリス領東アフリカ(現:ケニア)のツァボ川付近で発生した2頭の雄ライオンによる獣害事件である。
ケニア-ウガンダ間のウガンダ鉄道敷設によるツァボ川架橋工事中に人食いライオンが現れ、少なくとも28名の労働者が犠牲になった。
「総評・解説」 (57分)
野生動物に襲われる。人類にとっては悲劇的な事件ではあるが、動物たちにとっては、自分たちのテリトリーに侵入してきた勝手極まりない奴らを攻撃し食い散らかしたに過ぎない。驕り高ぶる人類は、被害を受けたと激昂し、動物たちを殺し獣害事件として終わらせてしまうが、本当の被害者はどちらなのだろう?人類と動物の平和的共存は難しい。
プロフィール
IT:世界中を放浪している旅人。旧友CATの誘いによりデスラジオに参加する。
CAT: 元ポールダンサー。趣味はトゥルークライム、デスメタル、ホラーとデスマッチ。
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