江戸川乱歩の不朽の名作、少年探偵団シリーズ
名探偵・明智小五郎と共に小林芳雄少年率いる少年探偵団が怪人二十面相の悪事をあばいていきます。
シリーズを追うごとに仲間を増やし、数々の事件に巻き込まれながらもアイディアと行動力でのりこえ、
変装や魔法のようなトリックを見破って怪人二十面相を追いつめていく冒険物語です。
少年探偵団シリーズは人気作品となり、ラジオや映像化が次々と制作され、数多くの作家に多大なる影響を与えています。
内容紹介
ある日、明智探偵の事務所に神山という実業家が訪ねてきた。
怪人四十面相から予告状が届いたという。
神山の自宅には美術室があり、多くの美術品を所蔵していた。
その中で一番高価な油絵「レンブラントのS夫人像」を頂くと予告してきたのだ。
そして予告当日。
誰もいない美術室で、アドニスの石膏像がひび割れ始めた。
その中から何と怪人四十面相が現れた!
怪人は油絵を盗み出し屋根へと逃げ出す。
それに気付いた警察があらゆる手を使って追い詰めていくが、怪人は仲間のヘリコプターで逃げてしまった。
まんまと警察の手から逃れる怪人だが、明智探偵と小林少年の活躍でヘリコプターごと捕まってしまう。
今度こそ警察に捕まる怪人・・・かと思われたがまたしても魔法の様に姿を消してしまった。
逃げた怪人に気付いたのは、少年探偵団の仲間であるチンピラ別動隊のポケット小僧という少年だった。
ポケット小僧は怪人の車へ忍び込み「奇面城」へと潜入した。
深い山奥の巨大な人面岩。
そこには怪人四十面相の秘密の隠れ家があったのだ。
隠れ家を調べて回るポケット小僧。
その時目の前に大きな虎が!
ポケット小僧は虎に襲われてしまうのか?
明智探偵と小林少年は奇面城を見つけ出し、怪人四十面相を捕えることが出来るのか?
悪魔のような奇面城の口が開く時、その秘密が姿を現す。
※ 本作品は発表時の時代背景により、今日の社会では一般的でなく、
不適切と思われる表現が含まれている箇所がございます。しかし作品の
オリジナル性を尊重し、当時のまま忠実に再現することを優先いたしました。
江戸川乱歩(えどがわ・らんぽ)
日本の推理小説家。1894年10月21日生まれ、三重県生まれ。筆名は、19世紀の米国の小説家エドガー・アラン・ポーに由来する。数々の職業遍歴を経て作家デビューを果たす。本格的な推理小説と並行して『怪人二十面相』、『少年探偵団』などの少年向けの推理小説なども多数手がける。代表作は『人間椅子』、『黒蜥蜴』、『陰獣』など。1954年には乱歩の寄付を基金として、後進の推理小説作家育成のための「江戸川乱歩賞」が創設された。
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