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中山市朗 市朗妖怪百科 第五集

[オーディオブック] 市朗妖怪百科 第五集

中山市朗
パンローリング
マンスリープラン対象商品 ダウンロード販売 MP3 93分 10ファイル 2021年12月発売
本体 1,600円  税込 1,760円
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市朗妖怪百科とは

実話系怪談を語る怪談師や作家、タレントが増えている。
語り手も聞き手も、怪異だの幽霊だのを本気で信じているのかどうかは解らないが、古来より日本人はこういった怪談を楽しむ遺伝子を持っているらしい。
しかし、そんな中で、狐狸に化かされたり、河童や天狗に遭遇した、巨龍を見たという話があったとしたら、どう思れるだろうか?
幽霊は人が死んで成仏できなかったもの。それは百歩譲って理解したとして、妖怪なんてこの現代社会にいるわけがない。そう思われるだろう。
だが一方で、そんな現代の妖怪遭遇談が、私の元には集まってきている。そんな妖怪譚をまとめ、お聞かせすることにしたい。
同時に、古文献や伝承に現れた妖怪たちと比較、関連付けながら、わが日本に今も棲みつく妖怪たちを紹介しようと試みるものである。

内容紹介


『市朗妖怪百科 第五集 〜 座敷童子(ざしきわらし)の棲むところ』

座敷童子といえば遠野、緑風荘といった東北地方に伝わる妖怪だと思われる方は多いだろう。どうやら座敷童子という名は、柳田国男の『遠野物語』あたりで作られたものらしい。つまり、比較的新しい妖怪ということになる。
ただ、子どもの精霊が棲むという話で言えば、以前から全国にあったようで、見れば幸運が訪れるなどと言われ、実際に見て出世したり売れたりする政治家、起業家、芸能人も実際にいた。はたしてこれは、妖怪か? 神か? 霊なのか?
この座敷童子の正体を探りつつ、実際にそれを見た、姿は見なかったがそれらしき体験をしたという怪異談を語ってみようと思う。

「木曽の座敷童子」(12分)
ある男性が木曽の旧家に赴いた。その家の娘さんの結婚話の相談を受けてのことであった。その夜、彼は独り座敷で寝たのだが…。
夜中、子どもの気配で目を覚まし、直後にとんでもない体験をする。

「座敷童子のいるところ」(25分)
座敷童子とは何か? 座敷童子が出ることで知られる岩手県の緑風荘、菅原旅館などに伝わる話や由来、佐々木喜善、柳田国男らが伝え、解釈した座敷童子といったものを検証し、その正体を探る。

「尼崎の家」(18分)
松竹芸能所属の女性芸人。彼女はいろいろな霊体験をしているという。中学校のトイレで見た奇妙な子供。それがいつしか自分の家に出るようになったとか…。
のちに幸運をくれた奇妙な子供。兵庫県の尼崎に出た座敷童子である。

「座敷童子の正体」(10分)
佐々木喜善は、座敷童子は間引きをされた子供の霊ではないという。明治の頃の東北は極貧な農家も多く、口減らしとして殺したのである。
しかしそんな不幸な死に方をした子供の幽霊がなぜ、その家に富をもたらし、見た人に幸福を与えるのだろうか?中山市朗の説を提示して見よう。

「山代温泉の座敷童子」(3分)
ある新婚夫婦が、山城温泉の有名旅館に新婚旅行で泊まった。その新婚初夜、二人は見たというのだ。不思議な形をした子供を…。

「床の間」(3分)
Tさんという女性歌手が親戚のお寺に泊まった時のこと。夜中、和室の書机の上に背を向けて5〜6歳くらいの男の子が立っているのを見た。その男の子は…。

「わらし」(3分)
富山県のある山村出身の主婦の方がいる。その子供の頃の記憶。
その村の神社には「わらし」がいると祖母に聞かされたという。そしてこの女性は実際にそれを見たことがあるとも。そう。泣いて帰った覚えがあるのだ。

「てんてんぽ」(6分)
ある旧家に出る不思議な稚児。そしてその分家にも藁で編んだ馬に乗る稚児が出るという。その子が出ると必ずあることが起きるといい…。

「蔵ボッコ」(3分)
座敷童子はいろいろな名を持つが、クラボッコともいう。
座敷童子は座敷に出るがクラボッコは蔵に出るという。また、これは別のものだという人もいる。
クラボッコは姿を現さず、また出なくなると家は衰退するという。クラボッコとは…。

「蔵の中」(10分)
ある女性の里は島根県の片田舎。母の手一つで育てられた彼女はたまにもっと田舎の祖父祖母の家に預けられた。その家に、蔵があった。
祖父祖母の留守に、好奇心から彼女は蔵に入ったという。いつも閉まっているはずの錠が外れていて、扉も少し開いていたからだ。誘われるように中に入ると赤い着物を着た女の子がいて…。

中山 市朗(なかやま いちろう) プロフィール

作家、怪異収集家
1982年、大阪芸術大学映像計画学科卒業。映画の助監督や黒澤明監督の『乱』のメイキングの演出などに携わる。
1990年、扶桑社から木原浩勝との共著で『新耳袋〜あなたの隣の怖い話』で作家デビュー。『新耳袋』はそれまでただ怪談で括られていたものから、実話だけにこだわり百物語を一冊の著書で実現化させた。
『新耳袋』は後にメディアファクトリーより全十夜のシリーズとなり復刊。『怪談新耳袋』として映画やドラマ、コミックとして展開。
Jホラーブームを作った作家や映画監督に大きな影響を与え、ブームをけん引することになる。
著書に『怪異異聞録・なまなりさん』『怪談実話系』『怪談狩り』シリーズなどがある。

怪談は語ることが重要と、ライブや怪談会、放送などでも積極的に怪談語りを行っている。その他の著書に『捜聖記』『聖徳太子・四天王寺の暗号』『聖徳太子の「未来記」とイルミナティ」など多数。

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