内容紹介
現役弁護士は、どのようにして心理学の知識を活用し、老練な相手との交渉に負けずに結果を出しているのか──。それらのノウハウを紹介するのが本書。勝訴もしくは和解というゴールに導く弁護士の「心理学を用いた人を動かす技術」は、日々シビアな交渉の場に身を置くビジネスパーソンに必ず役立ちます。
目次
はじめに
序章 「相手のペースに」ハマってないか?「心理戦」は避けられない!
・交渉時に陥る「三つの心理状態」とは?
・敵対心丸出しの相手には、どう対応する?
・秘策は「連帯関係」に持ち込むこと
1章 まずは警戒心を解こう この「友好ムード」で手ごわい相手は“従順”になる
1 「信頼される道具」を選ぼう
2 「感情」の背後にある欲求を探る
3 相手の「本体」を探る
4 名著に学ぶ!好かれ方の極意
5 メリットを意識しては話を聞こう
6 好かれた証拠をつくる
2章 敵対関係から連帯関係へ ムダな争いを避ける「落とし所」の見つけ方
7 「職業としての敵意」にムダに怒り返さない
8 相手の「メリット」を上手に探す
9 「要求」の背後にある欲求を探る
10 「共通の敵」のつくり方
11 水面下でなにかを与える
12 「抽象化」すれば合意を得やすい
13 「共同作業」に見せかける
3章 ムリせず誘導できる「五つの心理技法」
14 さりげなく基準を設定する
15 相手の視点を変える
16 「質問」で答えを誘導する
17 「サンクコスト」の活用法
18 タイムリミットを逆手に取る
19 説得力は「背景」で決まる
20 説明の「内容」や「状況」で訴えられないように防衛する
4章 論破されない「交渉術」
21 お気軽な交渉マインドを持とう
22 ロジックの必要性と内容を考える
23 交渉は情報戦!
24 論理を強化する1「前提」を疑う
25 論理を強化する2「目的地」とのつながりを疑う
26 ポイントを絞って反論する
27 相手を論破したあとの逃げ道の与え方
28 契約書の作成までが交渉である
29 されど契約書は紙切れである
5章 経験を肥やしにする!折れないメンタルのつくり方
30 負の感情に支配されないと決意する
31 心理戦の憂鬱度を下げる方法
32 ポジティブ感情をちゃっかり使う
33 気分よく終わらせる
34 負けたフリをしよう
35 「試練のとらえ方」が変わるヒント
おわりに
石井琢磨(いしい・たくま)
●相模川法律事務所代表。弁護士。
●幼少時から家族が次々と壺を買わされ、自身も絵画・会員権を買うよう個室で長時間取り囲まれるという、ダマされ環境で育つ。
平穏な生活を脅かす悪質業者と闘うために弁護士資格の取得を決意し、偏差値35から中央大学法学部に合格。
1日平均12時間以上の勉強を続け、在学中、司法試験に一発合格する。
●2001年に弁護士登録。その後独立し、相模川法律事務所を開設する。
日本全国で被害が発生した消費者事件の弁護団に複数加入。
悪質 商法・詐欺などの被害者を中心に、助けを求める弱者の事件を断らずに受任し、独立1年目から平均的弁護士の4倍である180以上の事件に関わる。
※本商品は『プロ弁護士の「心理戦」で人を動かす35の方法 』 【発行】すばる舎出版 内藤誼人 著 ISBN:9784799102626 224頁 1400円(税別)]をオーディオ化したものです。
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