内容紹介
【フジテレビ「奇跡体験! アンビリバボー」で話題沸騰! 】
大赤字から会社も社員の心も蘇らせた「日本でいちばん心温まるホテル」の常識外れの経営哲学。
本書は、赤字続きで倒産寸前だったシティホテル「ホテルアソシア名古屋ターミナル」を「日本一幸せな従業員をつくる! 」というスローガンの元、
顧客満足ではなく、ひたすら従業員満足を高めることでV字回復させた、総支配人の柴田秋雄さんの経営哲学を一冊にまとめたもの。
「学歴も過去も障害も不問」「会社の目的は利益じゃない! 」
「オールヌード経営」「採用条件はやさしい気持ち」──
大赤字から会社も従業員の心も蘇らせた「日本でいちばん心温まるホテル」元ホテルアソシア名古屋ターミナル総支配人 柴田秋雄の"やさしい経営"とは?
収録内容
はじめに
〜なぜ、人へのやさしさを持てばうまくいくのか〜
「勝つか負けるかなんて怖い顔して どうやってお客様に喜んでもらうや」
「会社だとお互いに素直な関係になれない?だったら会社を超えた"家族"になればいい」
「会社が心を開ける場所になったら お客様にだって心を開けるようになる。それが普通なんだよ」
「人は自分にやさしくしてくれる人のことを大事にしたくなる。その力の大きさを忘れていないか」
第1章 当たり前を見直す
〜ものごとがうまくいっていないのは「おかしな常識」があるからだ〜
「相手のことを理解せずに敵対するから 大きな溝が生まれるんだよ」
「一人もクビにしないリストラをする。誰だって会社から区別されたくないだろ」
「信用は押しつけるものではない。最初から信用せいなんて僕はよう言わんよ」
「経営がピンチだから人をケチる?逆だよ。ピンチだからこそ人に投資するんやないか」
「本当はみんな力を持っている。問題は、それ以前に気持ちで負けてることだ」
「困ったときは仕事のフレームワーク(枠組み)を壊すことから始めてみる」
「自分に足りないスキルを人間的な部分で補えるようにホテルの算数をつくる」
「従業員食堂のまな板だから安物でいい?とんでもない!高級ヒノキを使えと言ったら何が起こったか」
「ホテルの経営理念は社長がつくる?馬鹿言うな。アルバイトから役員までみんなでつくるから生きた理念になる」
「従業員と従業員の家族に感謝を伝えられる時間が欲しい・・・ホテルに定休日をつくろう」
「相手から感謝されたいからやるのか?それとも相手のことを本当に思ってやるのか?」
「家族ならみんなでご飯を食べる。従業員と一緒にご飯も食べられない経営者は 自分の悪口を聞きたくないんだろ」
第2章 言葉で人を動かさない
〜人は言葉で動くのではなく、その人の態度で動く〜
「人に嘘をつくのは悪い。自分に嘘をつくのはもっと悪い」
「経験は関係ない。自分の座標軸があれば何でもできる」
「想いはあっても外からは見えない。自分の想いは行動で示すしかない」
「経営者が裸になれるから 従業員もそのままの自分を出せる」
「お前たちなんて言うな。ちゃんと一人を見て お前が大事なんだと言え」
「学歴も見ないし過去も問わない。人間的にいいなと思えることのほうが よほど大事じゃないか」
「いいところのない部下なんていない。いいところを見つけられないのは 上司の責任を果たしてないだけだ」
「いい従業員になってほしいんじゃない。いい人間になってほしいからホテルの中に学校をつくった」
「リスクがあるからやらせないのが障がいを持つ人への配慮なのか?その人の良さを生かすことが本当の配慮じゃないか」
「特別扱いをしないことが本当の人へのやさしさなんだよ」
「土と一緒になって育つのは野菜だけじゃない」
「仕事だからやっているのではなく 好きだからやっている子を口説く」
「誰がどこで輝くかなんてわからない。最初から輝いてなくたっていいんだ」
「本当の自分を出せるようになると 埋もれていた宝物が見つかる」
第3章 仕事と思うな、私事にしろ
〜ホテルアソシアの従業員は、なぜ仕事と仲間が好きと言い切るのか〜
「立派な接客をするホテルより お客様が従業員に"お土産"を持ってくるようなホテルがいい」
「こんなのホテルじゃないよ、そう言ってもらえたら最高じゃないか」
「自分で考えて自分で試せる。そんな仕事が当たり前だから やらされ感なんてあるわけない」
「何でも会社がやってしまうんじゃなく、本当にこれでいいのか?と従業員に投げかけてみないと」
「ホテルのワゴンがお飾りなんて誰が決めた?うちの栗きんとんワゴンは7千万円売り上げたぞ」
「仕事としての指示なんかで無名のホテルのショコラがトップ10入りできないよ」
「ウエディングでレントゲン写真を撮るな!何がその仕事で大事なことかを考えろ」
「みんなが困ったとき、大変なときほど一人ひとりのやさしさをそのまま出すことが必用なんだ」
「人へのやさしさに国境なんてない。言葉が通じなくても もっと大事なことが通じ合えるんだ」
「仕事だからといって心と心でつながれない関係なんて僕は嫌だね」
「ホテルだからできない というのは禁止。ノーを言えばそこで終わってしまう」
「満室なのに予約を受け付ける秘訣は 仕事という意識の中にはないよ」
第4章 ホテルマンをつくるのではない、人間をつくる
〜ホテルが乗り越えた課題から学べる大切なこと〜
「なぜ労組から前代未聞の"賃下げ要求"が出たのか」
「いい会社かどうかは、従業員たちが今よりもいい未来を信じられるかどうか」
「本当のおもてなしは 自然にそうなったかのように思えるもの」
「グラスの水一杯をお出しするのもサービスや人間の本質が表れる」
「相手をお客様と思っているうちは 本当のサービスなんてできないよ」
「トラブルをテクニックでくぐり抜けようなんて考えるな!」
「正直に愚直に生きなさい。必ず誰かがそれを見てるからな」
「マニュアルなんか使うより 自分のアンテナを目一杯使ったほうがいい」
「努力は言われてやるもんじゃない。自分の時間をどれだけ使ったかだ」
「上司が信じなければならない3つのことを知ってるか」
おわりに
〜人を粗末にしない社会をつくりたい〜
ご購入特典
ご購入のお客様への特典として、倍速版(mp3データ)をプレゼントいたします。
※商品版の音声と一緒にダウンロードいただけます。
柴田 秋雄(しばた・あきお)
昭和17年岐阜県中津川市生まれ、岐阜県立岩村高校卒業後、
昭和36年4月国鉄に就職、31歳で当時の鉄道労働組合名古屋地方本部の専従役員となる。
平成4年からJR連合の事務局長。平成6年に名古屋ターミナルホテルの販売促進部次長に転身。
その後平成10年総務部担当部長、12年取締役総支配人、
15年常務取締役総支配人、17年代表取締役専務総支配人に就任する。
この間4期赤字のホテルを7期連続黒字のホテルに再生した。
現在は、一般社団法人アソシア志友館を設立。
理事長として、講演やイベント企画、執筆などを通して、
絆や優しさ、ぬくもり溢れる社会を目指して活動を展開中。
著書にベストセラー『日本でいちばん心温まるホテルであった奇跡の物語』がある。
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