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あらすじ
【第八編】
多助は青を曳いて、分家の太左衛門のところへ行って暇(いとま)乞いし、江戸に青を連れて行く訳にもいかず、「物見の松」に繋いで、泣く泣く別れを告げる。後に有名な「青との別れの場である。
旅の途中、またしても道連れの小平、継ぎ立ての仁助に出会い、一難去ってまた一難。多助の命は・・・・。
【第九編】
多助が行方知れずになった塩原の家では、これ幸いと、お亀の策略でお栄と丹三郎の婚礼が行われようとする。事態を知った奉公人五八の知らせで、分家太左衛門が血相変えて乗り込んでくる。
話替わって、多助は小平に身ぐるみ剥がされ、利根川の流れの中に蹴落とされる。身も心もぼろぼろになりながらも、ようやく江戸に着き、実の父を訪ねたが父は13年前に国詰めとなり不在。たった一つの命の綱も無くし、多助は昌平橋から身を投げようと・・・。
三遊亭円朝(さんゆうてい えんちょう)
江戸から明治への転換期にあって、伝統的な話芸に新たな可能性を開いた落語家。本名は出淵次郎吉(いずぶちじろきち)。二代三遊亭圓生門下の音曲師、橘屋圓太郎(出淵長藏)の子として江戸湯島に生まれ、7歳の時、子圓太を名乗って見よう見まねの芸で高座にあがる。後にあらためて、父の師の圓生に入門。母と義兄の反対にあっていったんは落語を離れ、商家に奉公し、転じて歌川国芳のもとで画家の修行を積むなどしたが、後に芸界に復帰。17歳で芸名を圓朝に改め、真打ちとなる。まずは派手な衣装や道具を使い、歌舞伎の雰囲気を盛り込んだ芝居噺で人気を博すが、援助出演を乞うた師匠に準備していた演目を先にかける仕打ちを受けたのを機に、「人のする話は決してなすまじ」と心に決める。以降、自作自演の怪談噺や、取材にもとづいた実録人情噺で独自の境地を開き、海外文学作品の翻案にも取り組んだ。生まれて間もない日本語速記術によって、圓朝の噺は速記本に仕立てられ、新聞に連載されるなどして人気を博す。これが二葉亭四迷らに影響を与え、文芸における言文一致の台頭を促した。大看板となった圓朝は、朝野の名士の知遇を得、禅を通じて山岡鉄舟に師事した。
出典:筑摩書房の明治文学全集より
原作:三遊亭円朝
口演:ふたむら幸則
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