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あらすじ
【六編】
多助親子が丹治親子に助けられたのが縁となり、丹治とお亀は隠れた仲となり、丹三郎とお栄もいい仲に。そんな折、分家太左衛門の娘お作から多助への恋文がお亀の手に渡り、これを使って多助にお栄との離縁を迫る。多助にはまったく身に覚えのないことであり、それを責められてもひたすら耐えて謝るが、お亀は攻撃の手をゆるめない。太左衛門が間に割って入り、逆にお栄と丹三郎の密通をほのめかし、反撃をする。お亀は最後の手段と、多助を待ち伏せして斬り殺せと丹治に耳打ちする。そして・・・。
【第七編】
丹治は多助を待ち伏せして斬り殺し・・・たと思ったら、それは多助の友人、円次郎だった。その日青(馬の名)を曳いていたのは円次郎だったのである。
多助は何も知らずに家に帰る。しくじったことを知ったお亀は、その後も何かと小言を言って追い出そうとする。
多助に忠義の奉公人五八が間に入ってかばうが、やがて多助はお亀の仕打ちに耐えかね、家を出る決心をする。
三遊亭円朝(さんゆうてい えんちょう)
江戸から明治への転換期にあって、伝統的な話芸に新たな可能性を開いた落語家。本名は出淵次郎吉(いずぶちじろきち)。二代三遊亭圓生門下の音曲師、橘屋圓太郎(出淵長藏)の子として江戸湯島に生まれ、7歳の時、子圓太を名乗って見よう見まねの芸で高座にあがる。後にあらためて、父の師の圓生に入門。母と義兄の反対にあっていったんは落語を離れ、商家に奉公し、転じて歌川国芳のもとで画家の修行を積むなどしたが、後に芸界に復帰。17歳で芸名を圓朝に改め、真打ちとなる。まずは派手な衣装や道具を使い、歌舞伎の雰囲気を盛り込んだ芝居噺で人気を博すが、援助出演を乞うた師匠に準備していた演目を先にかける仕打ちを受けたのを機に、「人のする話は決してなすまじ」と心に決める。以降、自作自演の怪談噺や、取材にもとづいた実録人情噺で独自の境地を開き、海外文学作品の翻案にも取り組んだ。生まれて間もない日本語速記術によって、圓朝の噺は速記本に仕立てられ、新聞に連載されるなどして人気を博す。これが二葉亭四迷らに影響を与え、文芸における言文一致の台頭を促した。大看板となった圓朝は、朝野の名士の知遇を得、禅を通じて山岡鉄舟に師事した。
出典:筑摩書房の明治文学全集より
原作:三遊亭円朝
口演:ふたむら幸則
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