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あらすじ
多助は武士の家に生まれながら、父親が浪人をしている為、山暮らしのそま(きこり)の子として毎日を過ごしている。これから波乱万丈の人生を送ることになる多助は、現在八歳である。父の名は塩原角右衛門、母の名はお清(せい)。
物語は角右衛門の家来岸田右内が、商人に身を変え、主人を尋ねて旅をしているところから始まる。日光の山を越える途中、偶然山の中で感激の対面をすることができ、浪人生活をしている主人角右衛門を見かねて、右内はもう一度我が主人を江戸へ送り出すことを約束して別れる。その帰り道、途中で立ち寄った茶店で、お茶を飲んでいる百姓が大金を持っているのを知り、あとをつけて借金を申し込む。しかしあっさりと断られる。それならばと強引な手段に出ようとするところを、ちょうど狩に出ていた角右衛門が、山賊が旅人を襲っているのだと思い、鉄砲の狙いを定め…。
三遊亭円朝(さんゆうてい えんちょう)
江戸から明治への転換期にあって、伝統的な話芸に新たな可能性を開いた落語家。本名は出淵次郎吉(いずぶちじろきち)。二代三遊亭圓生門下の音曲師、橘屋圓太郎(出淵長藏)の子として江戸湯島に生まれ、7歳の時、子圓太を名乗って見よう見まねの芸で高座にあがる。後にあらためて、父の師の圓生に入門。母と義兄の反対にあっていったんは落語を離れ、商家に奉公し、転じて歌川国芳のもとで画家の修行を積むなどしたが、後に芸界に復帰。17歳で芸名を圓朝に改め、真打ちとなる。まずは派手な衣装や道具を使い、歌舞伎の雰囲気を盛り込んだ芝居噺で人気を博すが、援助出演を乞うた師匠に準備していた演目を先にかける仕打ちを受けたのを機に、「人のする話は決してなすまじ」と心に決める。以降、自作自演の怪談噺や、取材にもとづいた実録人情噺で独自の境地を開き、海外文学作品の翻案にも取り組んだ。生まれて間もない日本語速記術によって、圓朝の噺は速記本に仕立てられ、新聞に連載されるなどして人気を博す。これが二葉亭四迷らに影響を与え、文芸における言文一致の台頭を促した。大看板となった圓朝は、朝野の名士の知遇を得、禅を通じて山岡鉄舟に師事した。
出典:筑摩書房の明治文学全集より
原作:三遊亭円朝
口演:ふたむら幸則
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