AB型をめぐって父と娘の恋人が繰り広げる爆笑バトル (解説付き)
【あらすじ】
恋人同士のノボルくんとメグミさんが何か話し合っています。ふたりは結婚を許してもらうために、これからメグミさんのお父さんに会いにいくところなのです。緊張するノボルくんにメグミさんが聞きました。「血液型は何だっけ?」ノボルくんがABだと答えると、メグミさんが驚きました。何でもお父さんは医者で、血液型占いに凝っているとのこと。特にAB型は何を考えているかわからないし二重人格だから大嫌いなのだといいます。だからお父さんにはAB型のことは黙っていてほしいとノボルくんに頼み込みます。お父さんと対面したノボルくん、案の定さっそく血液型を聞かれました。のらりくらりとどうにかごまかしていると、お父さんは別にいわないでも行動パターンを見ていけばそのうちわかるといいます。ノボルくんはお父さんの監視の中、用意された料理を食べ始めるのですが…。
【聴きどころ】
AB型であることを何とか悟られないように必死になるノボルくんと、娘を嫁にやりたくないお父さんとの攻防に可笑し味があります。まくらで語られる噺の内容にちなんだ丈二師の体験談にも笑わされます。
【もうひと言】
演題の“パーミル”とはパーセント(百分率)と同じ千分率のことで、1000分の1の恋人という意味です。ちなみに師の血液型もABだそうです。
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