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ラジオデイズ現代落語コレクション/【演者】三遊亭円窓 [オーディオブック] 落語 雷月日 (らいがっぴ)

[オーディオブック] 落語 雷月日 (らいがっぴ)

ラジオデイズ現代落語コレクション, 【演者】三遊亭円窓
ラジオデイズ
ダウンロード販売 MP3 約36分 1ファイル 33.1MB 2007年11月発売
本体 477円  税込 524円
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サンプル再生3から10分程度無料で試聴できます。

オーディオブック(音声ブック) を聴くには?

月と太陽がカミナリ連れて浅草へ (解説付き)

【あらすじ】
お日さまがお月さまのもとを訪れます。人間の勝手な取り決めで、冥王星がいきなり自分の子供でなくなってしまったことを相談しに来たのでした。お日さまは一目冥王星に会いたいと、月に道案内を頼みますが、しかし月も地球のまわりをぐるぐる回っているばかりで、そんなところまで行ったことはありません。そこでふたりは地球で評判の占い師になんとかしてもらおうと、雷さまの案内で地球へと向かいます。着いたところが浅草の雷門。観音様にお参りしたあとは、すぐに宿を取ることにしました。夜は三人で飲めや唄えのどんちゃん騒ぎ。翌朝、雷さまが目覚めたときにはもう、お日さまもお月さまも先に帰ってしまったあとでした。

【聴きどころ】
「お月さん、いないかい」「あら、お日さま」。これだけでもう太陽だろうが月だろうが、たちまち落語世界の住民となってしまう荒唐無稽さが、なんといっても本作の真骨頂です。お月さまとお日さまが、そろって地球に行く設定にも驚かされますが、かれらは観音様にもお参りしますし、お風呂にだって入ります。そして夜は酒を飲みすぎて寝込んでしまうのです。そんな星々の珍道中が味わえるのも落語ならではのたのしみでしょう。

【もうひと言】
2006年8月、国際天文学連合の総会で、冥王星が惑星から除外されるという決定が下されました。本作はもちろんそのことに取材しています。科学的“事件”まですぐさま噺にしてしまう、円窓師のどん欲な創作姿勢には脱帽です。

【収録年月日】
2007/10/18 アイリス落語会 (東京・赤坂)

「三遊亭円窓」ご紹介
1940年、東京都江東区深川生まれの豊島区育ち。1959年、八代目春風亭柳枝に入門、前座名「枝女吉」を名乗る。同年、柳枝没後、六代目三遊亭円生門下へ移り「吉生」と解明。1962年、二ツ目昇進。69年、真打昇進し、六代目三遊亭円窓を襲名。73年、ライフワーク「円窓五百噺を聴く会」をスタート(2001年ゴール)。88年、PC通信による「円窓五百噺全集」開始、97年、芝居落語「猫の忠信」で宙乗りを披露。99年、ホームページ「円窓落語大百科事典」開設。翌年、小学校の国語教科書に円窓口演による「ぞろぞろ」が載る。各地の小学校を訪問して落語を実演するほか、埋もれた噺の発掘、民話の落語化などに精力的に取り組む。現在は、低学年からの落語の授業の完全実施を目指しているとか。2006年より落語協会相談役。本名は橋本八郎。出囃子は「新曲浦島」。

本オーディオブックを全部走りながらお聴きいただいたら、約 4 km、288 kcal 消費できます。 ランナー向け情報について

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