[オーディオブック] マッチ売りの少女
アンデルセン
パンローリング
ダウンロード販売
MP3
約13分 1ファイル 2008年7月発売
本体 96円 税込 105円
サンプル再生3から10分程度無料で試聴できます。
オーディオブック(音声ブック)
を聴くには?
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大晦日の夜、お腹をすかせて、寒さでぶるぶる震える
マッチ売りの少女が裸足で歩いていました。
少女には家に帰る勇気がありませんでした。
なぜなら、マッチが一箱も売れていないので、
一枚の銅貨さえ家に持ち帰ることができないからです。
お父さんはぜったいホッペをぶつにちがいありません。
...。o○
小さな少女は冷たくなった指をあたためるために、一本のマッチをすりました。
マッチの炎はあかあかと燃え、その中にさまざまな幻が見えました。
そしてその光の中になんとおばあさんが立っていたのです。
むかしと同じように、おばあさんはおだやかに優しく笑っていました。
少女はマッチの束を全部だして、残らずマッチに火をつけました。
そうしないとおばあさんが消えてしまうと思ったからです…。
ハンス・クリスチャン・アンデルセンの有名な
童話の一つであり、とても悲しくせつないお話です。
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●著者:ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)
デンマークの国民的文学者。オーデンセの貧しい靴直し屋に生まれ、幼少の頃から
父にアラビアンナイトなどの物語を読み聞かされ育った。その父が早くに亡くなったため
学校を中退せざるをえず、俳優を志してコペンハーゲンへ行くものの、途中で挫折する。
苦しい生活の後、政治家コリンの援助もあり大学を卒業する。国外を遊学し、その際の
イタリアでの印象と体験より「即興詩人」を著す。1835年「童話集(お話と物語)」を
発表し、以後、死ぬまでの40年で150余編の童話を書いた。グリムと童話文学の始祖として
並び称されるが、グリムと違い、創作童話の多さが特徴的である。
■翻訳:大久保ゆう(おおくぼ・ゆう)
1982年生まれ。高校一年の時、コナン・ドイル「ボヘミアの醜聞」で翻訳をはじめる。
自ホームページ内ではコナン・ドイルのホームズ・シリーズをはじめ、各種作品を翻訳し
フリーテキストとして公開中。またサイト Aufliteratur von Zeze で自作ミステリ・
翻訳等も発表。現在は、翻訳研究(Translation Studies)を大学院にて専攻、理論や翻訳者の
研究・翻訳文献の復刻・翻訳史の調査など行っている。京都大学電子テクスト研究会世話人。
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本オーディオブックを全部走りながらお聴きいただいたら、約
1 km、104 kcal 消費できます。
ランナー向け情報について
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