内容紹介
各所で絶賛の嵐!オンライン教育の重鎮によるベスト&ロングセラー『小学校最初の3年間で本当にさせたい「勉強」』、待望の続編。
一般に、親が介入できるのは小3くらいまでと言われる。高学年となる小4以降、10歳のギャングエイジからは、親より友達になって、親の言うことなど聞かなくなる。だからこそ、10歳までのしつけが重要なのだと…。
しかし、親のしつけが重要になってくるのは、むしろこれから。いよいよ言葉が通じるようになり、世の中の理を教えられるレベルになってきた。だからこそ、悪さもするし、嘘もつくようになる。もう力尽くでは押さえられない。ここでしっかり子供と対話していくことで、中学で本格的に思春期が始まってからも、子供が自分を失わず、親子の信頼関係を結んだままでいられる。
中学受験との向き合い方など、勉強についても余さず網羅。中学校前の小4・小5・小6の過ごし方で将来が決まる!
目次
はじめに
第1章 小4・小5・小6の過ごし方が未来を決める
「小学校最後の3年間」は人生でとても重要なとき
「10歳からは親の言うことを聞かなくなる」は本当?
4年生は小学校生活の大きな転換期
5、6年生は精神的に一気に大人に近づく頃
一方的な「ダメ」「こうしなさい」は効かない。接し方を変える
勉強はほどほどがいい
「本さえ読んでいれば大丈夫」という思いがある
親の人生観を伝えていく絶好の時期
第2章 高学年も家庭学習で学力を伸ばす
勉強が難しくなる高学年も家庭学習で十分間に合う
国語の勉強法
算数の勉強法
理科・社会の勉強法
中学受験するなら「ダメ元で公立中高一貫校」
塾に行かずに公立中高一貫校をめざす勉強法
「考える力」を育てるには読書と作文
第3章 10歳からさせたいこと、教えたいこと
親のいない放課後の時間、どう過ごさせる?
ゲームは禁止しなくていい
お小遣いで「お金の使い方」を覚える
家族の中での「自分の仕事」を与える
キャンプや合宿で「他の子との共同生活」の経験を
いよいよ「自然遊び」を豊かに楽しめる年齢
ペットの存在が心のよりどころに
家庭内で守るルールを決めたら、あとは自由にさせる
「いざとなればガツンと叱る」のが父親の役割
子供の心配事は「時がきたら解決する」ことばかり
第4章 友達関係と学校のこと
「良い友達をつくる」ことより大切なこと
この時期の男子の友達関係
この時期の女子の友達関係
いじめにあったら「早めの対処」が重要
いじめる側にしないための「あらかじめの教育」
不登校は無理に学校に行かせようとしない
第5章 中学校以降は自立をめざして
中学生はどうなる?
反抗期も叱るべきときはきちんと叱る
「個性を生かして仕事をする」大人に育てるのが目標
親が生き生きと働く姿を見せる
子離れしていくための考え方
「将来、親の面倒をみる」自覚が自立をうながす
中根 克明
1952年生まれ。千葉大学卒。25歳のとき、マスコミ志望の大学生を対象にした作文教室を開く。1981年、作文教室の草分け的存在である「言葉の森」を横浜で開講。通信教育を始める。小学生から大学受験生まで、1万3000人が学んだ。
※本商品は『小学校最後の3年間で本当に教えたいこと、させておきたいこと (単行本)』[すばる舎出版刊 中根克明 著 ISBN: 9784799108826 232頁 1,400円(税別)]をオーディオ化したものです。
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