あらすじ
収録内容(CD2枚組)
CD1 落ち梅記(前半) 合計収録時間 72分
CD2 落ち梅記(後半)/ 鏡 合計収録時間 73分
【落ち梅記】
家老格の沢渡家の嫡男金之助は遠縁のこれも家老格の佐竹家の娘由利恵とは幼なじみであった。
金之助は由利恵とはっきり約束をしたわけではないが、
大きくなったら彼女は沢渡家の嫁になると、なんとなく思っていた。
しかしある日金之助は由利恵に呼び出され、自分は金之助の友人でもある公郷半三郎の嫁になると告げられた。
藩の政権抗争とその中に巻き込まれながらも懸命に生きる若者の愛と友情の物語。
山本周五郎
1903年山梨県生まれ。本名は清水三十六(さとむ)。
山本周五郎質店を経て帝国興信所(現:帝国データバンク)に勤務。
1926年「須磨寺附近」が文藝春秋に掲載され名を知られることとなる。
1943年に「日本婦道記」が直木賞に選出されるが、
『読者から寄せられる好評以外に、いかなる文学賞もない』として辞退。
藤沢周平と並び、時代小説の中でも市井の人たちを描いた作品に定評がある。
1967年2月14日死去。享年63歳。
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