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解説 実名列挙のオンパレード。最後の喫煙者の安原義人の安原節が炸裂。 いいのか?大丈夫なのか?是非一聴を。 小松左京の長編小説「日本沈没」のパロディとして有名で、小松左京氏公認のパロディ小説。しかし、中身は日本人の島国根性の浅ましさを露骨に書いたブラックユーモア小説である小松左京の長編小説『日本沈没』も映画化されたが、この日本以外全部沈没も2006年に映画化された。映画は2007年SFファンによる星雲賞メディア部門にノミネートされた作品。その朗読版をおなじみオーディオブック声優として地位を確保しつつある安原義人氏の朗読でお楽しみください。 著者プロフィール 筒井 康隆(つつい やすたか) 1934年、大阪に生れる。父は動物学者の筒井嘉隆。同志社大学文学部卒。大学時代は演劇と心理学に熱中した。工芸社勤務を経て、デザインスタジオ〈ヌル〉を設立、経営にあたる。60年、SF同人誌「NULL」を発刊、同誌一号に発表の処女作「お助け」が江戸川乱歩に認められ「宝石」8月号に転載された。65年、上京して専業作家となる。以後、ナンセンスなスラップスティックを中心として、精力的にSF作品を発表、『ベトナム観光公社』『アフリカの爆弾』などの作品集で直木賞候補となった。81年、『虚人たち』で第九回泉鏡花賞受賞。実験的な作風を好み、『脱走と追跡のサンバ』『虚航船団』『残像に口紅を』『文学部唯野教授』『朝のガスパール』など傑作多数。抒情的な短篇や、軽妙なエッセイの他に、戯曲、アンソロジー編集など、常に第一線に立って幅広く活躍。 93年9月から、次々と用語を規制していく風潮に抗議して断筆し、話題となる。97年1月、執筆再開。 |
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