内容紹介
感情のコントロールで自分が変わる
職場で、日々の人間関係で
不機嫌で損する人
ご機嫌で得する人
自分の感情と上手くつき合う法
わたしたちが好きな人はいつ会っても機嫌のいい人です。 「忙しいんだろうな」「最近、不調みたいだな」とこちらが心配しても、本人は何事もなかったように快活な笑顔を向けてくれる。そういう人が周りに好かれるものです。
逆にわたしたちが嫌いな人は、理由もなく不機嫌な人、少しのことですぐ不機嫌になってしまう人です。 職場のつき合いでも隣近所のつき合いでも、あるいはサークルや友達同士のつき合いでも、すべて同じです。機嫌よくつき合ってくれる人は好かれるし、不機嫌な人は嫌われます。
このオーディオブックでは、精神医学の立場から、いつも機嫌よく生きていくために「感情を整理」するヒントをまとめてあります。
例えば、
●「虫の好かない人」は、自分に問題がある
●百点満点を目指す人はしょっちゅうつまづく
●朝の気分をよくする工夫で感情生活は豊かに
●悪口、噂話に加わると、心は泥沼におちいる
●未熟でも「自分」をさらけ出すと気分がいい
●人間関係に「嫌い」を持込まないと楽になる
感情に流されず、コントロールできるようになれば、生きるのが楽になります。他人に巻き込まれることなく、マイペースを保つことができるからです。
目次
まえがき
序章 成功する人はこんな「感情の整理」をしています
「不機嫌」はなぜ人生の敗因となるのか
「喜怒哀楽」がはっきりしている人はわかりやすい
どんなに偉くても「不機嫌な人」は幼稚に見える
人生に「感情の整理」が必要なわけ
第1章 あなたの感情生活を支配する「法則」がわかる
対人関係がうまくいかないのは「こんな顔」「こんな表情」
「虫が好かない人」が多い人は、自分に問題がある?
自分の性格を認めない人は、「悪感情」を乗り越えられない
感情生活を貫く「作用・反作用」の法則がある!
敵をつくらない感情生活、敵をつくる感情生活
「ああはなりたくないね」と思われる人は、すぐ悪感情を口にする
ほどほどの自己愛が「いい自分」をつくる
「いつも貧乏くじを引いてしまう人」はこんな人
第2章 不機嫌な人は「自滅の法則」に支配されている
妻の買い物につき合う夫は、なぜ不機嫌か
「嫌われたくない」気持ちが不機嫌をつくる
「他人が察してくれる」という甘えが不機嫌の原因
外面のいい人は、なぜか不機嫌になりやすい
文句・ケンカは感情を沸き立たせるトレーニング
身を引く大人より、我を通す子どもになろう
さっさと謝る人は、なぜか老化しない
感情の切り替えがうまい人は、ゆったり生きられる
一週間に三つ、楽しいことを探そう
「これができれば、わたしも捨てたもんじゃない」と考えよう
第3章 「嫉妬」はもう卒業しましよう
向学心のある人には「嫉妬」がない
前向きでない人が「嫉妬」や「うらみ」に取りつかれる
「偉そうな態度」をしていると疲れませんか?
ガードを固めないことが「いい気分の生活」になる
腰を軽くして行動すれば、感情生活が盛り上がる
過去の経験や情報はたかが知れていると思えば楽になる
あなたを気持ちよくさせてくれるものは何ですか?
どんな人にも悪感情の泥沼、もつれがある
第4章 「心」の掃除は簡単にできます
精神科医もカウンセリングを受けています
心のゴミはため込まないうちに掃除しよう
どういう状態が「心の黄信号」かわかっていますか
百点満点をめざす人は、しょっちゅうつまずく
白か黒かの「二分割思考」は、心の負担になる
褒められても喜べなくなったら、心の赤信号
「忘れ上手」は「感情の整理」が上手
考えても及ばないことなら、「もうやめた」でよい
「よくやっている自分」をことあるごとに褒める
朝の気分がいい人は、「感情の整理」が上手
悪口、噂話に参加すると、心が泥沼に落ち込む
第5章 周りに好かれる人の魅力は「機嫌のよさ」にある
自分の明日を信じられる人は、どんな人?
未熟な自分でも「自分」をさらけ出してしまおう
「知らないこと」と「できないこと」を区分する
「あの人」のそばにいると、なぜか若返る
機嫌がいいと、なぜか異性にモテそうな気がするものです
「その人」から始まる楽しい交友関係がある
機嫌がいいと、自分を愛せるようになる
第6章 すべての人間関係に「好き」を持ち込もう
EQは放っておくと歳とともに衰える
老化で鈍感になることを精神的タフさと取り違えてはいけない
すべての関係に「好き」を持ち込もう
人間関係に「嫌い」を持ち込まないと楽になる
人を愛せる人は「人をけなさない人」
気持ちいい人間関係には、ほどよい距離が大切
人は誰でも「健気にがんばっている」と気づこう
和田秀樹(わだ・ひでき)
1960年大阪府生まれ、精神科医。東京大学医学部卒、東京大学付属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、日本初の心理学ビジネスのシンクタンク、ヒデキ・ワダ・インスティテュートを設立し、代表に就任。国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)。一橋大学経済学部非常勤講師(医療経済学)。川崎幸病院精神科顧問。老年精神医学、精神分析学(特に自己心理学)、集団精神療法学を専門とする。著書は『学力崩壊』『大人のための勉強法』『受験は要領』『痛快!心理学』『嫉妬学』『医者を目指す君たちへ』『女性のための心理学』『学力をつける100のメソッド』(陰山英男氏共著)『富裕層が日本をダメにした!』『新受験技法 東大合格の極意』『バカとは何か』『反貧困の勉強法』『勉強のできる子のママがしていること』『人は「感情」から老化する』『受験のシンデレラ』『『心理学を知る事典』『「新中流」の誕生』『 ビジネスマンのための心理学入門』『あなたはシゾフレ人間かメランコ人間か』『受験勉強は役に立つ』『医療のからくり』『大人のための読書法』『命と向き合う』(中川恵一・養老孟司氏共著)『「感情の整理」が上手い人下手な人』『なぜ、いいことを考えると「いいことが起こる」のか』『必ず!「プラス思考」になる7つの法則』『「脳の手入れ」が上手い人下手な人』など多数。心理学、教育問題、老人問題、人材開発、大学受験などのフィールドを中心に、テレビ、ラジオ、雑誌や数多くの単行本を執筆し、精力的に活動中。2008年4月より、保護者、教育者向け会員組織『学力向上!の会』発足。2009年1年間で刊行した著書43冊。第5回正論新風賞受賞。映画 初監督作品『受験のシンデレラ』2007年モナコ国際映画祭最優秀作品賞受賞。
※本商品は『「感情の整理」が上手い人下手な人』[新講社刊 和田秀樹著 ISBN:978-4-86081-180-8 189頁 900円(税込)]をオーディオ化したものです。
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