[オーディオブック] 旗本退屈男 〜第二話 続旗本退屈男〜
佐々木味津三
パンローリング
ダウンロード販売
MP3
約58分 4ファイル 2010年1月発売
本体 762円 税込 838円
サンプル再生3から10分程度無料で試聴できます。
オーディオブック(音声ブック)
を聴くには?
「馬鹿者めがッ、この三日月形の傷痕はどうした時に出来たか存ぜぬかッ」
江戸八百八町においてその名を知らぬ者のない、
旗本退屈男と異名をとった直参旗本、早乙女主水之介のチャンバラ活劇オーディオブック。
禄は直参旗本の千二百石、屋敷は本所長割下水、剣の奥義は諸羽流正眼崩し、武芸十八般に通ずる無双な腕力、
にもかかわらず江戸の天下は腹の立つ程な泰平ぶりを示し、腕を振るうべき戦乱もなく、ために栄達もなく、
故にこの人の世が、否生きている事すら迄が、退屈で退屈でならない退屈男。
清廉潔白な性格で、権力の腐敗を憂い、一方で庶民に慈悲深く、「長割下水のお殿様」とも慕われる退屈男。
「旗本退屈男」は、1930年以来、計30本の映画が製作され、
テレビドラマとしても何度もリメイクされている、時代小説家・佐々木味津三による人気時代小説。
江戸の天下で繰り広げられる退屈男の痛快な「退屈払い」を、
一人十役変幻自在の声色でオーディオブック化!!
「ほほう、これは少々退屈払いが出来そうじゃわい。 ―退屈男」
小気味のいい男の小気味のいいオーディオブックは、これから始まるのです。
旗本退屈男 〜第二話 続旗本退屈男〜
本所長割下水の屋敷の庭に、御用提灯をかざした町役人共に追われて、
血まみれとなった若い男が飛び込んできた…
退屈男を毒殺せんと企てる、御門内に届いたいぶかしい笹折り。
退屈男の命を狙う、南蛮渡来の妖しき種ガ島の轟音…
天下泰平の江戸を騒がせるお尋ね者、百化け十吉を追い、
退屈男の大業物がぎらりと閃く、旗本退屈男の第二話、大捕り物活劇。
「許せ、許せ。生かしたままでそちの手柄にさせるつもりじゃったが、
これが血を吸いたがってのう。つい手が伸びてしまったのじゃ」
そして、京弥をかえり見ながら、揶揄して言いました。
「もう十日程、そちを女にして眺めたいが、
さぞかし菊めが待ち焦れておろうゆえ、かえしてやるかのう――」
|
※本作品は発表時の未熟な時代背景から、今日の社会では一般的でなく、
不適切と思われる表現が含まれている箇所がございます。
しかし作品のオリジナル性を最大限に尊重し、
なるべく当時のまま忠実に再現することを優先いたしました。
本オーディオブックを全部走りながらお聴きいただいたら、約
7 km、464 kcal 消費できます。
ランナー向け情報について
|
|
そのほかのお薦め
この商品の著者による商品一覧:
佐々木味津三
戻る・トップページへ
|