オーディオワークブックとは
長年、数々の大手予備校において名物現代文講師として実績ある指導をしてきた、そのキャリアに裏打ちされた問題解読のための要点を掴む、唯一無二の方法を、出口氏自らの音声講義で聴きながら解いて学べる問題集。
付属のPDFを見ながら、問題文の解説と設問の解説をステップごとに体験学習できます。
スマホやタブレット、パソコンの画面で確認しながら、また別売りの書籍版と照らし合わせながら学習することで理解の度合いは深まります。
はじめに
現在学生の皆さんが突入していく来るべきAI社会に不可欠なもの。
計算も記憶も言語も、スマホやコンピュータが人の脳に取って代わる時代。
従来通りの詰め込み教育で学習していっても、本当に大丈夫だと思いますか?
来るべき未来に本当に皆さんに必要な「スキル」は何でしょう。
端的に言うなれば、それは人間としての論理的な思考です。
この、どのような職種に就くにせよ必要となる「絶対的スキル」である「論理的な思考力」があれば、そのような問題があなたに降りかかってきたとしても、話の要点を掴み、質問の意図を掴み、正しい答えをあっと言う解析して適切な答えを導き出すことができます。
同様「論理的な思考力」さえあれば、受験のためだけの問題読解力ではなく、人生に必要な「論理的な問題解決能力」を手にすることができます。
これからの皆さんに必要な「絶対的スキル」がここにあります。
内容紹介
文章の要点を掴む「絶対的スキル」を手に入れる!
新しい時代の「思考力」「読解力」「表現力」に欠かせない、他書や従来版レベル別問題集では学べない、「出口式・論理的読解法」の入り口がここにあります。
-------------
「裏庭に赤い花が咲いた」…この文の要点は、
「赤い花」…それとも「花が咲いた」…どちらでしょう?
ちょっと短かすぎて簡単でしたね。
では、こちらはどうでしょう。
「永いあいだ、私は自分が生まれたときの光景を見たことがあると言い張っていた」…
この文の要点は、
「生まれたときの光景を見た」…それとも「私は言い張っていた」…?
もう一つ。
「道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思うころ、雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さでふもとから私を追って来た」…この文の要点は、
「天城峠に近づいた」… それとも「雨足が追ってきた」…?
「日本語の正しい規則」=「論理」を知っていれば、短文でも長文でも簡単に読み解くことができます。
本オーディオワークブックでは、現代文を学ぶすべての人に必要な、『論理力』=『日本語の正しい規則の使い方』が身につきます。
論理力・思考力が身について文章を正しく読み取れるようになれば、初見でどんな問題が出題されたとしても、結果的に必ず高得点を獲得できるようになります。
文の要点を知り、「論理」の大原則3つ『イコールの関係・対立関係・因果関係』を使って、
「内容を頭の中できちんと整理する」
「整理できるから設問に対して論理的に答えることができる」
「さらには、論理的に説明ができる・書くことができる」ようになれば。
基礎から入試まで…もちろん大学入試改革・共通テストにも対応できる。
論説問題も小説問題も資料問題も
選択式も記述式も
さらには、奇問も難問も
簡潔・明瞭わかりやすく丁寧な解説で、論理的に読めて論理的に答えられてしまう!
PDFを見ながら解説を聴くことで、あなたは、何を目標に読めばよいのか、解法の着目点はどこにあるのか、文章にはどんな論理が用いられているのか、問題に対するモヤモヤを一瞥で払拭しスッキリするはずです。
刊行から11年。『出口式レベル別問題集』待望のブラッシュアップ版 新シリーズ
第一弾【スタートアップ編】ついに登場です!
目次
はじめに
序章 国語でもっとも大切なこと1
序章 国語でもっとも大切なこと2
第一章 評論I
1外山滋比古『聴覚思考 日本語をめぐる20章』
【本文解説】/【設問解説】(36分)
2加村隆英『ヒトは従属栄養生物である』
【本文解説】/【設問解説】(38分)
第二章 評論II
3加藤周一『文学とは何か』
【本文解説】/【設問解説】(53分)
4村上陽一郎『ヤヌスの顔』
【本文解説】/【設問解説】(54分)
5野家啓一『物語の哲学』
【本文解説】/【設問解説】(42分)
第三章 小説
6長塚節『土』
【本文解説】/【設問解説】(60分)
7夏目漱石『こころ』
【本文解説】/【設問解説】(43分)
第四章 総合問題
8永井道雄『日本の文学』
【本文解説】/【設問解説】(57分)
オーディオワークブック版特典PDF
書籍版「出口式 現代文 新レベル別問題集」問題編PDFが付属しています。
タブレットやパソコンで実際に問題を読みながら講義をお聴きいただけます。
出口 汪(でぐち・ひろし)
1955年東京都生まれ。東進衛星予備校講師、出版社・水王舎を経営。受験生たちの熱い支持を受け続けている、大学受験現代文の元祖カリスマ講師。宗教家・出口王仁三郎の曾孫。関西学院大学文学部博士課程修了後、代々木ゼミナール、旺文社のラジオ講座などで爆発的人気を博し、伝説の講師。また、論理力を養成する画期的な言語プログラム「論理エンジン」を開発し、現在、私立を中心に全国250校以上の小中高で導入されている。
※本商品は『出口式現代文新レベル別問題集【スタートアップ編】』 [水王舎刊 出口 汪著 ISBN:978-4864701419 274頁 1,100円(税別)]をベースに音声講義を収録したものです。
|