市朗怪全集とは
実話系怪談のパイオニア、『新耳袋』シリーズの著者の一人が、語りで送る怪談全集!
1990年代に巻き起こったJホラー・ブームを牽引した実話怪談界の大御所が、満を持して登場する!!
全てが実話。この現代に現れた闇と異界の世界を聴け!!
内容紹介
「八甲田山」解説(23分)
八甲田山についての予備知識。これを聞けば八甲田山の怪異の恐ろしさは倍増する。
「八甲田山」(11分)
千葉県出身、青森の大学に通う大学生ら4人が深夜の八甲田山にドライブへ。
現場で彼らを襲った驚愕の怪異
「八甲田山」記録に残らない話 Part1(23分)
この話は、取材を開始したときにはもう既に怪異が始まっていた。
決して録音されないタブーのある話
「八甲田山」記録に残らない話 Part2(14分)
トークライブで披露された八甲田山の怪。
しかしタブーとなる話をすると、謎の怪異が連続して起きる。そして…。
「八甲田山」再生されない話(17分)
あるライブハウスでの怪談トーク。リクエストに「八甲田山」の声が。
リクエストに応えて話し始めると…。
「八甲田山」マイナスの寒波(7分)
2019年の2月、大阪での怪談ライブ。久しぶりに「八甲田山」を披露。
すると客席がみるみるマイナスの寒波に…。ちょうどこの夜がある日だった。
「声が聞きたい」(13分)
20数年前にかかってきた電話。
見知らぬ若い男が語った、日航機墜落事件に関する怪異。
「隊長のとなり」(5分)
1985年の日航機墜落事件。その捜索に関わったレンジャー部隊の隊長。
しかし、事件後周りの人たちがその隊長の隣に、あるものを見るようになる。
「指さす方向」(5分)
日航機墜落事件の捜索現場で、ある自衛隊員が見たもの。
それは、人であって人でないモノ。それがある場所を指さしていた。
「守る人」(4分)
日航墜落事件のあと、ある航空会社の客室乗務員の間で、ある奇妙な噂が飛び交った。
その真相は、日航機墜落事件と関係のあるものだった。
「日本へ帰る」(8分)
1983年にソ連の戦闘機によって大韓航空の旅客機が撃墜される事件があった。
ある大使官が日本人の遺品を預かり、日本へ帰ろうとしたが…。
中山 市朗(なかやま いちろう) プロフィール
作家、怪異収集家
1982年、大阪芸術大学映像計画学科卒業。映画の助監督や黒澤明監督の『乱』のメイキングの演出などに携わる。
1990年、扶桑社から木原浩勝との共著で『新耳袋〜あなたの隣の怖い話』で作家デビュー。『新耳袋』はそれまでただ怪談で括られていたものから、実話だけにこだわり百物語を一冊の著書で実現化させた。
『新耳袋』は後にメディアファクトリーより全十夜のシリーズとなり復刊。『怪談新耳袋』として映画やドラマ、コミックとして展開。
Jホラーブームを作った作家や映画監督に大きな影響を与え、ブームをけん引することになる。
著書に『怪異異聞録・なまなりさん』『怪談実話系』『怪談狩り』シリーズなどがある。
怪談は語ることが重要と、ライブや怪談会、放送などでも積極的に怪談語りを行っている。その他の著書に『捜聖記』『聖徳太子・四天王寺の暗号』『聖徳太子の「未来記」とイルミナティ」など多数。
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