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【■説明上手な人ほど、「伝える情報の順番」を意識する 】

本書は、戦略コンサルタントが教える
「相手の頭の中を整理しながら伝える技術」です。

「プレゼンテーションがうまくない」
「何を言っているのかわからない」
「いいたいことはわかるけど、わかりにくい」
「いつも聞き直される」

そういった経験はないでしょうか。
そこで、話し方や話す内容を変えようとしたところで
うまくいかない人が多いのです。

■「話し方」や「内容」を変えるのではなく、
「どの順番で話すか」を変えるだけで、
相手にもっと伝わるようになります。

なぜなら、説明するとき、

「どういった順番で話すか」を意識する

ことは、

「相手の思考を整理しながら話す」

ことそのものだからです。

説明が苦手な人は、
自分の考えた順番で話したり、
思いつきで話したりするため、
相手はどんどん混乱していきます。

これは説明の内容ではなく、
順番が意識されていないために、
情報の伝わる順番がバラバラだからです。

相手の頭の中に筋道を作って説明することで、
わかりやすく伝わり、プレゼンテーションや営業、
会議、報連相などにおいての
結果、評価、印象も大きく変わるのです。

目次

はじめに 説明は順番で決まる

第1章 説明が下手な人は、何が間違っているのか
【01】残念な説明をする人はなにが間違っているのか?
【02】残念な説明の特徴(1)考えた順番で説明する
【03】残念な説明の特徴(2)相手の理解度を意識していない
【04】残念な説明の特徴(3)言いたいことがわかっていない
【05】「なんとなく説明する」から「筋道を立てて説明する」へ

第2章 わかりやすい説明の順番
【06】相手の思考を意識する
【07】わかりやすい「説明の順番」の基本
【08】説明の順番その(1)前提をそろえる
【09】説明の順番その(2)結論・主張・本質
【10】説明の順番その(3)根拠・理由・事実
【11】説明の順番その(4)補足情報
【12】説明の順番その(5)結論・相手に促したいアクション
【13】相手主導の説明のコツ
【14】長くてもしっかり伝わる説明の条件

第3章 説明力を高める！「自分の思考」を整理するコツ
【15】「相手の知りたいこと」を考える
【16】説明する前にやるべき「思考」をまとめる4ステップ
【17】「短いほうが伝わりやすい」は本当か?
【18】枝葉ではなく「幹」から伝える
【19】説明上手は、「要約」と「本質の見極め」がうまい
【20】「伝えたいこと」を徹底的に可視化する

第4章 理解度が高まる！「相手の思考」を整理するコツ
【21】相手の理解度を高めるために、相手の思考を整理する
【22】全体を定義して「地図」を示す
【23】説明における「地図」の作り方
【24】「質問」を使うと、相手の頭を整理して話せる
【25】「相手の立場になって考える」の本当の意味
【26】「フレームワーク」で相手の思考を整理する

第5章 印象に残る伝え方のコツ
【27】相手に響く説明をするために大事なこと
【28】うまく端折る技術
【29】「粒度」を合わせると、伝わりやすくなる
【30】メールでの説明は「条件分岐」を意識する
【31】たとえる力 アナロジーを使いこなす技術

第6章 説明力を磨く思考習慣&トレーニング
【32】思考の習慣を磨けば、説明力は自然と高まる
【33】伝える内容を「要素」に分解する(1)単語分解
【34】伝える内容を「要素」に分解する(2)プロセス分解
【35】優先順位をつけるための「捨てる技術」の磨き方
【36】数を3つにする練習
【37】レベル感（粒度）をそろえる練習
【38】サマライズトレーニング
【39】クリスタライズトレーニング
【40】仮想思考を使った説明トレーニング
【41】アナロジートレーニング

おわりに 考え方を、考えよう

田中 耕比古（たなか たがひこ）

株式会社ギックス取締役CMSO(Chief Marketing&Strategy Officer)。2000年、関西学院大学総合政策学部卒業。アクセンチュア株式会社、日本IBM株式会社を経て、2012年より現職。「考える総量の最大化」をビジョンに掲げ、製造、金融、医薬、通信、流通、小売などの多様な業界の、事業戦略立案からSCM改革、業務改革、人材育成にいたるまで幅広い領域で、“思考支援”型のコンサルティングに従事。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


※本商品は『一番伝わる説明の順番』
【発行】フォレスト出版 田中 耕比古 著 ISBN：9784894519831 255頁 1400円(税別)]をオーディオ化したものです。

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