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オーディオブック(音声ブック) を聴くには? | CD版
ロシアを代表する文豪が子供たちへ贈る、物語の灯火――。 この「トルストイ童話集」は、「戦争と平和」「アンナ・カレーニナ」などで知られるレフ・トルストイが、子供向けに書いた童話を集めた作品集です。 この作品集は、子供向けでありながらも、トルストイの道徳観念や宗教観が盛り込まれ、巧妙な言葉選びと隙のない構成の中に分かりやすくその哲学が織り込まれています。 さらに、感情のこもった声優による朗読に加え、臨場感や雰囲気を高める音楽や効果音を加えて、一層お子様にも親しみやすいオーディオブックとなっております。 「馬車に乗った熊」 ある熊使いが居酒屋にやって来ました。熊を門につなぐと、自分は一杯飲みに入ってしまいました。 その間に三頭立ての馬車が続いてやってきて、その馭者も居酒屋のなかに入っていくと、繋がれていた熊は、その馬車の中の丸パンの匂いを嗅ぎつけて、綱をほどくと、その馬車の中をがさごそと探り始めました。 馬は後ろを振り向くと、びっくりして、街道を一目散に走りだしました。 熊は、両手で走り出した馬車の縁に掴まったまま、どうしたものかと途方に暮れていました。馬は熊が恐ろしくて恐ろしくて仕方が無いので、何度も後ろを振り返っては、一層激しい勢いで街道を駆けて行きました。 熊は「このままでは馬に殺されてしまう」と、うーうー唸りましたが、馬は一層怖がるばかりなのでした…… 「子供のためのお話」 ある秋のこと、子供たちを連れた乳母は、雨を避けて一件の百姓家へやって来ました。 百姓一家をそっちのけにして、食事の準備を整えて食べさせようとしますが、女の子のソーニャはまともな服を着ることも出来ず汚れていて、物欲しそうにテーブルの料理を見ている姿が気になって仕方がありません。 「あの子にやってちょうだい」 とソーニャが言うと、男の子のペーチャも同意しますが、乳母は冷たく突っぱねるばかりです。 「みんなを同じようにするなんて、そんなことが出来ますか。神様から授かった人と、授からなかった人があるんですからね」 乳母の言葉に逆らうようにソーニャは食事をしようとしません。 「そんな意地の悪い神様、わたし大嫌い」 ソーニャがそう言った時、暖炉の上から咳をする音が聞こえ、しわがれた声で話し出す者がいました……
馬車に乗ったくま 子どものためのお話 子ねこ サメ 三人のどろぼう オオカミ ワシ 捨て子 百姓ときゅうり チョッキ 速さの力 ゾウ 野うさぎ 柳 ピョートル大帝と百姓 火事 狂犬 二人の商人 なんきん虫 大臣アブドゥル 女の子ときのこ 消防犬 インド人とイギリス人 町へ連れて行ってもらえなかった子どもの話 おばさんが裁縫を習った話 強盗のプガチョフに20コペイカもらったてんまつ 手飼いのこすずめジフチック 自動回転機 森の中で夕立にあった子どもの話 どうしてわたしは兄が好きになったか すずめとつばめ おじいさんに女王蜂を見つけてやった子供の話 ししと子犬
ソ連(ロシア)の作家。ヤースナヤ・ポリャーナ生まれ。 幼くして両親を失い、カザン大学中退後、地主としての生活に入る。 ルソーの影響を受け、1852年「幼年時代」で作家として第1歩を踏み出し、以後大作「戦争と平和」(1864〜1869年)、「アンナ・カレーニナ」(1873〜1876年)等多くの作品を残す。 又、農民の生活改善と教育に情熱を燃やし、1859年農民子弟のための学校を開設する。 19世紀ロシアを代表する巨匠で現代文明の批評家、人生の教師として世界の思想界に君臨する。 他の作品に「イワンのばか」(1885年)などがある。非暴力主義者としても知られる。
この商品の著者による商品一覧: トルストイ, 米川正夫
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