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内容紹介

おやこで楽しむ、むかしばなし！

日本の昔話の中から、名作をセレクト。
内容を子どもに分りやすく再編集いたしました。

お子様とご一緒に、お楽しみ下さい。

あらすじ

むかしむかし、ある山（やま）おくに、木（き）こりのふうふがすんでいました。


木（き）こりは、まい日（にち）木（き）をきり、
おかみさんは糸（いと）をつむいで くらしていました。

あるよるのことです。
いつものように おかみさんが糸車（いとぐるま）を まわしていると、
やぶれたしょうじのあなから、
クリクリしたタヌキのくろい目玉（めだま）が
こちらを見（み）ています。

「おや、かわいらしいタヌキね。こんなよるおそくに なにしにきたのかしら？」

おかみさんはそういいながら、糸車（いとぐるま）を からからと まわします。
タヌキは、おかみさんの 糸車（いとぐるま）を まわすようすを、
じっと見（み）つめているようです。

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