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内容紹介

おやこで楽しむ、むかしばなし！

日本の昔話の中から、名作をセレクト。
内容を子どもに分りやすく再編集いたしました。

お子様とご一緒に、お楽しみ下さい。

あらすじ

むかしむかし、あるところに、
年（とし）よりの男（おとこ）と わかい男（おとこ）がいました。


夏（なつ）のあついある日、年（とし）よりの男（おとこ）が、
「さて、山（やま）へたきぎを きりにいこうかのう」
といいましたので、わかい男（おとこ）は、
「そうだなあ、ちょっといってくるか」

というと、いっしょに 山（やま）に出（で）かけていきました。


そうして、二人（ふたり）はいつものように たきぎを きっていましたが、
あんまりあついものですから、草（くさ）の上（うえ）に
こしをおろして、ちょっと一休（ひとやす）みすることにしました。

そして、

「ああ、つかれたのう。どれ、ちょっとひるねでもしよう」

と、年（とし）よりの男（おとこ）はいうと、木（き）のねもとに
ゴロンと よこになり、すぐにいびきをかいて ねてしまいました。


わかい男（おとこ）も、こかげにすわって 休んでいますと、
ぐっすりねむっている 年（とし）よりの男（おとこ）のそばに、
一（いっ）ぴきの クマバチがとんできました。


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