解説
「これは海だ/海というものだ/ああ その水は/塩分に満ちている」
航海中の生活、世界各国の寄港地で出くわす事件や珍事、人々との珍妙なやりとり。マンボウ先生の手にかかると、なんでもないはずものが突拍子もなくなり、世の中はこんなにおかしなことに満ち溢れていたのかと、目の覚める思いをすることに……。 昭和30年代前半、水産庁の漁業調査船に船医として乗り込んだ若き精神科医・マンボウ先生の、世界漫遊5ヶ月間の珍道中。ハチャメチャユーモアエッセイ、どくとるマンボウシリーズがオーディオブックになりました。ユニークな文章を際立たせる、相原麻理衣のテンポ良い軽妙な朗読で、最後まで聞く人を飽きさせません。旅嫌いのひとにもおすすめできます。
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著者プロフィール
北 杜夫(きた もりお)
本名・斎藤宗吉。昭和2年(1927)、東京に生まれる。父は歌人の斎藤茂吉。東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。「夜と霧の隅で」で芥川賞受賞。同時期に「どくとるマンボウ航海記」を刊行、その名を広く知られる。「どくとるマンボウ青春記」などのマンボウ・シリーズをはじめ、「楡家の人びと」「木精」「怪盗ジバコ」「まっくらけのけ」など著書多数。(1927〜) 本名・斎藤宗吉。東京に生まれる。父は歌人の斎藤茂吉。東北大学医学部卒業。神経科専攻。医学博士。「夜と霧の隅で」で芥川賞受賞。同時期に「どくとるマンボウ航海記」を刊行、その名を広く知られる。「どくとるマンボウ青春記」などのマンボウ・シリーズをはじめ、「楡家の人びと」「木精」「怪盗ジバコ」「まっくらけのけ」など著書多数。
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