≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ で じ じ の 新 刊 オ ー デ ィ オ ブ ッ ク 通 信 【No.0223】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 携帯 http://www.digigi.jp/i/ PC http://www.digigi.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒ オーディオブック出版のパンローリングが贈る、 新刊オーディオブックをお読みいただきまして、 誠にありがとうございます。 ■□playwalk(TM)版、発売中!□■ http://www.digigi.jp/bin/searchprod?key=66143&c=playwalk ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■ パ ン ロ ー リ ン グ の オ ー デ ィ オ ブ ッ ク ■□□■ -◆-◇ 本 日 の 一 冊!! ◆-◇- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 本日の新刊紹介は『こころ』のオーディオブックです。(山下) 明治の文豪の書をオーディオブック化しました。尺は605分。 じっくり聴き込むにはちょうどよい(?)長さです。 なぜ、漱石はいまだに読み継がれ、そして賞賛を浴びるのか…。 文学界に与えた影響は巨大であると言われています。 その功績の一端に触れることができる作品だと思います。 『こころ』 筆力だけではなく、漱石自身の知力に常人離れしたものを感じます。 読み返してみるもよし、新たに朗読版を聴いてみるもよし。 …朗読版がお薦めです。 -◆-◇--◆-◇--◆-◇--◆-◇--◆-◇--◆-◇--◆-◇--◆-◇--◆-◇--◆- □ タイトル:『こころ』 ※無料試聴サンプルはこちら↓ http://www.digigi.jp/bin/showprod?a=66143&c=2048047900004 □ 内容: 「先生と私」「両親と私」「先生と遺書」の三部からなる、夏目漱石の 長編小説。拭い去れない過去の罪悪感を背負ったまま、世間の目から 隠れるように暮らす“先生”と“私”との交流を通して、人の「こころ」の 奥底を、漱石が鋭い洞察と筆力によって描いた不朽の名作。学生だった私は 鎌倉の海岸で“先生”に出会い、その超然とした姿に強く惹かれていく。 しかし、交流を深めていく中で、“先生”の過去が触れてはいけない 暗部として引っかかり続ける。他人を信用できず、自分自身さえも 信用できなくなった“先生”に対し、私はその過去を問う。そしてその答えを “先生”は遺書という形によって明らかにする。遺された手紙には、 罪の意識により自己否定に生きてきた“先生”の苦悩が克明に記されていた。 己の人生に向き合い、誠実であろうとすればするほど、苦しみは深くなり、 自分自身を許すことができなくなる…。過去に縛られ、悔やみ、激しい 葛藤のなかで身動きのとれなくなった“先生”の人生の様はあなたに何を 訴えかけるだろうか。人は弱いものなのか…、シンプルでもあり また不可解でもある人の「こころ」のありようを夏目漱石が問いかける。 人はどのように救われるのか? □ 著者: 夏目漱石(なつめ・そうせき) 日本の小説家、評論家、英文学者。 森鴎外と並ぶ明治・大正時代の文豪である。1867年(慶応3)、 江戸牛込馬場下横町(現在の東京都新宿区喜久井町)に生まれる。 本名は夏目金之助。東京帝国大学英文科卒業後、東京高等師範学校、 松山中学、熊本第五高等学校などの教師生活を経て、1900年、イギリスに 留学。帰国後、第一高等学校、東京帝国大学の講師を務める。1905年、 処女作『吾輩は猫である』を発表。翌年『坊っちゃん』『草枕』を発表。 1907年、教職を辞し、朝日新聞社に入社。以後、朝日新聞に『虞美人草』 『三四郎』『それから』『門』『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』『道草』 などを連載するが、1916年(大正5)12月9日、『明暗』の連載途中に 胃潰瘍で永眠。享年50歳。 □ 商品詳細 [ダウンロード版] MP3 約605分 110ファイル 2,000円 (税込) http://www.digigi.jp/bin/showprod?a=66143&c=2048047900004 [CD版] 9枚 約605分 3,150円 (税込) http://www.digigi.jp/bin/showprod?c=66143&c=9784775928059 ※ 底本:「こころ」集英社文庫、集英社 1991(平成3)年2月25日第1刷 1995(平成7)年6月14日第10刷 初出:「朝日新聞」 1914(大正3)年4月20日〜8月11日 ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□ 【制作部雑記】 コル・ココル..。o○...。o○ ...。o○...。o○ ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□ 昔、読んだことのある『こゝろ』を今回、制作の過程で聴き直すことになった。 いや、厳密に言うと、かつて“聴いた”ことはなかったから、 初めて聴いた、というべきか。 読むと聴くにはやはり違いがある。 目で字を追っていく作業、ページをめくる作業等がない分、 “聴く”ほうは内容に没頭できる。 漱石の描写力や文体等よりも、 話の内容そのものに入り込める気がする。 昔、読んだ時と違う感じを得た。 時間が経てば、感情移入するポイントや角度も変わる。 触れるたびに違う感想を持てるのはいい作品の証拠なのだと思う。 だから長く親しまれ、そして愛されるのだ。 『こゝろ』…、このあいまいなタイトルが示すとおり、 この作品は読み手、聴き手によっても印象が様々だろう。 ちなみに私の場合は、ずいぶんイライラとさせられた。 なんでそうなるんだろう…。もっとどうにかならないのか。 自分ならもっとうまくやれる、と。 文学の楽しみ方、間違えてますか? “こゝろ”、形がないだけに捉え方は十人十色になるだろう。 そのせめぎあいが人生なのかもしれない…。 なんつって。 ちなみに「ゝ」は、“踊り字”というらしい。 ・……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……・ オーディブック (音声コンテンツ)編集者、朗読家(ナレーター)、 制作スタッフを募集しております。ご応募以外のご相談にも応じますので、 ご遠慮なくお気軽にご連絡ください。 応募される方は、希望の職種をお書き添えの上、職務経歴書を 電子メールにてお送りください。 「こんな本をオーディオ化して欲しい」 「こんなインタビューが聞いてみたい」 「ぼくの本・ブログをオーディオ化して欲しい」 「オーディオブック目録や発売タイトルに関する資料が欲しい」 オーディオブックに関するお問い合わせ・ご要望は。 パンローリング株式会社 マルチメディアコンテンツ制作部 http://www.digigi.jp/ info@digigi.jp ※ 本メールマガジンを今後、配信不要とされる場合は、誠にお手数ですが、 http://www.digigi.jp/bin/mainfrm?p=mailmag/index から 解除をお願いいたします。 ------------------------------------------------------(C) Pan Rolling |