≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ で じ じ の 日 刊 オ ー デ ィ オ ブ ッ ク 通 信 【No.0078】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 携帯 http://www.digigi.jp/i/ PC http://www.digigi.jp/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒・≒ オーディオブック出版のパンローリングが贈る、 日刊オーディオブックをお読みいただきまして、 誠にありがとうございます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■ パ ン ロ ー リ ン グ の オ ー デ ィ オ ブ ッ ク ■□□■ -◆-◇ 本 日 の 一 冊!! ◆-◇- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山下の「本日のお薦めオーディオブック」は『新美南吉 童話「ごん狐」』です。 新美南吉の代表作であり、児童文学の名作。 一匹のこぎつねと村人・兵十との心のふれあい、と行き違いの物語。 いたずら好きだけど優しい心を持った「ごん」という名の狐。 届かぬごんの思い。 悲しい結末です。 でも、何かあたたかいものが聴後に残ります。 是非、オーディオブックでどうぞ。 ・─────────────────────────────────・ □ タイトル:『新美南吉 童話「ごん狐」』 ※無料試聴サンプルはこちら↓ http://www.digigi.jp/bin/showprod?c=2048008700001 □ 内容 「ごん」は川で「兵十」が捕まえたウナギをいたずら心で逃がしてしまう。 そのせいで「兵十」は死にかかっている母親にウナギを食べさせることができず、 母親は死んでしまう。嘆き悲しむ「兵十」をみた「ごん」は罪滅ぼしのつもりで 盗んだいわしを「兵十」に届ける。ところが泥棒だと勘違いされた「兵十」は いわし屋に殴られてしまう。ごんは再び反省し、以来、毎日「兵十」のもとに 山で拾った栗や松茸を届ける。「兵十」は毎日届けられる栗を不思議に思うが、 神様のしわざだと納得する。「ごん」はなんだかつまらない思いをするが 次の日もいつもと同じように栗を持って行く。裏口からこっそり中に入った 「ごん」を「兵十」が見つける。「ごん」がまたいたずらに来たと思った 「兵十」は火縄銃を手に取り「ごん」を撃つ。 ふと家の中を見ると栗がおいてある。 「ごん、お前だったのか。いつも栗をくれたのは…」 (同時収録) 「王様と靴屋」「二ひきの蛙」「去年の木」「落とした一銭銅貨」 □ 著者: 新美南吉(にいみ・なんきち) 本名は新美正八(旧姓:渡辺)。愛知県出身。児童文学作家。 18歳で上京し、北原白秋の門下で童謡誌『チチノキ』の同人に。 ついで、鈴木三重吉主宰の『赤い鳥』に童話作品を次々に発表。 しかし在京中に病に倒れ、帰郷後、わずか29歳で没した。 □ 商品詳細 [ダウンロード版] MP3 約38分 5ファイル 840円 (税込) http://www.digigi.jp/bin/showprod?c=2048008700001 [CD版] 1枚/約38分 1,575円 (税込) http://www.digigi.jp/bin/showprod?c=9784775929230 □ 定本案内 底本:「新美南吉童話集」岩波文庫、岩波書店 1996(平成8)年7月16日発行第1刷 1997(平成9)年7月15日発行第2刷 ※ インターネットの図書館 青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/) ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□ 【制作部雑記】 温度差 ...。o○...。o○ ...。o○...。o○ ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□ 温度差が気圧の差を生む。それが風になる。 暖かくなった空気は膨張して上昇する。密度が軽くなるから…。 その空いたところに冷たい空気が流れ込む。 気圧差ができると、そのアンバランスを解消しようとして 気圧の高いところから低いところに空気が動く。 .。o○ 陸地は暖まりやすく冷めやすい 海は暖まりにくく冷めにくい。 朝、太陽が昇るにつれて、陸地のほうが海よりも先に暖まり始める。 そうすると陸地の空気が上昇気流になっていく。 だから海から陸に向かって風が吹く。 太陽が沈むと、陸はすぐに冷めていくが海はまだ暖かい。 だから陸から海に向かって風が流れる。 そうすると、朝と夕方に、海と陸の温度が一致する時間帯が生まれる。 風がなくなる…。 それは凪と呼ばれる。朝凪、夕凪。 ごんの膨張した暖かい思いは上昇ぎみで、 そこに兵十の冷たい銃弾が流れてきた、ということだろう。 どこかに凪になる瞬間があったかもしれないのに…。 ご〜ん! come back! ・……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……・ 「こんな本をオーディオ化して欲しい」 「こんなインタビューが聞いてみたい!」 「ぼくの本・ブログをオーディオ化して欲しい」 オーディオブックに関するお問い合わせ・ご要望は。 パンローリング株式会社 マルチメディアコンテンツ制作部 http://www.digigi.jp/ info@digigi.jp ※ 本メールマガジンを今後、配信不要とされる場合は、誠にお手数ですが、 http://www.digigi.jp/bin/mainfrm?p=mailmag/index から 解除をお願いいたします。 - ------------------------------------------------------(C) Pan Rolling |