ゾーン〜相場心理学入門マーク・ダグラス, 世良敬明パンローリング 四六 上製本 334 pages, released in Mar. 2002 3,080 yen (including tax 280 yen) , Free shipping fee to Japan. This product will be shipped today.
オススメの一冊 Vol.146 Vol.149 | 読者のご意見 | オーディオブックMP3CD版 | オーディオブックダウンロード版 『規律とトレーダー 相場心理分析入門』を書いたマーク・ダグラス待望の新刊!
恐怖心ゼロ、悩みゼロで、結果は気にせず、淡々と直感的に行動し、反応し、 マーケットについてよく知っている投資家はいるだろう。買い時、売り時、有望株を識別する優れた分析手法についてもよく知っている投資家はいるだろう。しかし自分自身についてよく知っている投資家はどれだけいるだろうか? たとえ非常に鋭敏な分析力があり、かなり意欲的で、幅広く奥深い知識があったとしても、決断力に乏しく失敗を恐れていては、再起不能のミスを犯してしまう可能性が常にあるのだ。実際、多くの投資家がトレードやマーケットの本質について誤解と矛盾した信念を抱いている。そのため客観的な集中力を維持できず、的確な執行に不可欠な自信がなくなってしまい、トレードに悪戦苦闘してしまう。 そして、その結果はどうか。大半の投資家がトレードを始めてから1年以内に、資金の全額か、あるいは大部分を失ってしまうのだ。 マーク・ダグラスはトレーディング・ビヘイバー・ダイナミクス社の代表を務め、金融業界の有力者や大手企業から広く尊敬を集めているトレードのコーチである。約20年間にわたって、多くのトレーダーたちが自信、規律、そして一貫性を習得するために、必要で、勝つ姿勢を教授し、育成支援してきた実績がある。 ダグラスにとって、トレードで成功を収めるカギは、網羅されたマーケット分析や最新型の「システム」ではない。投資家自身の心理の強化にある。そしてそのためにはトレードを確率的視点から考察し、適切な中核的信念を取り入れて「勝者の心構え」を持つ必要があると主張する。「ゾーン」状態に達したトレーダーは、マーケットが次にどうなるか知る必要はないし、気にしない。「自分」が次にどうしたよいか知っているのだ。そこには決定的な違いがある。 本書では、投資家がトレードで一貫した結果を出せない隠された理由を明らかにし、奥底に潜む心の習性がもたらす障壁を乗り越えるため、実践的なプロセスが提示されている。ダグラスはマーケットの神秘に挑戦し、見事にひとつつひとつそれを明確にした。すべての株式トレードを支配する「不確実性の原理」を本書から理解すれば、ランダムな結果を大局的に見て、リスクの本当の現実を受け入れられるようになるだろう。 本書から、マーケットで優位性を得るために欠かせない、まったく新しい次元の心理状態を習得できる。「ゾーン」の力を最大限に活用し、大きく飛躍してほしい。[つづきを読む]
推薦者の言葉まず概念からして魅力的だ。そして初めの数章を読めば、現時点で本書がトレード心理学の最高傑作であると実感するであろう。マーク・ダグラスはトレード心理学の教科書的価値のある作品を発表した。『規律とトレーダー』は非常に役に立つ、洞察力のある、そして助けとなる本である
第2章 トレードの誘惑(そして落とし穴)
第3章 責任を取る
第4章 一貫性――心理状態
第5章 認識の力学
第6章 マーケットの観点
第7章 トレーダーの優位性――確率で考える
第8章 信念の役割
第9章 信念の性質
第10章 信念がトレードに及ぼす影響
第11章 トレーダー的思考法
意識調査 (ウィザードブックシリーズ32)
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