市朗怪全集とは
実話系怪談のパイオニア、『新耳袋』シリーズの著者の一人が、語りで送る怪談全集!
1990年代に巻き起こったJホラー・ブームを牽引した実話怪談界の大御所が、満を持して登場する!!
全てが実話。この現代に現れた闇と異界の世界を聴け!!
内容紹介
『山の牧場【完全版】Part3』
「新耳袋殴り込み」のロケ(21分)
2008年5月。ビデオドキュメント『新耳袋・殴り込み』のロケを山の牧場で敢行。この時、山津波で途切れていた山道が復旧され、また、以前には無かった建物が存在していた。そこに女性が住んでいた形跡があり…。
「北野誠のおまえら行くな。」のロケ (40分)
2011年秋、『北野誠のお前ら行くな』のロケを敢行。総勢9人での取材。北野誠氏も20年前の牧場を知る者。当時と今の違い、違和感を解説する。そして以前は無かったクレーターのような大きな穴が牧場に出来ていて、牛舎が破壊されているのを発見。牧場空洞説は本当だった。
最後になるはずが (15分)
2013年秋、怪談クリエーター、ファンキー中村氏の要請により、7回目の牧場探索へ。この時は山道はジャングルと化し、彼のランクルは傷だらけになり登頂。新たなる謎が出た。そしてメンバーの一人が行方不明に…。
世界の何だコレ!?ミステリー・SP (12分)
2024年冬。フジテレビ『世界の何だコレ!?ミステリー』から連絡が。都市伝説として牧場を取り上げたいという。そしてフジテレビが牧場に突入。番組ディレクターから「恐ろしいことがあった」と後に連絡があった。その内容とは…。
元役場職員からの手紙 (10分)
ある日、牧場の地元にある町役場の元職員という人から手紙を受け取った。1990年代の山の牧場を知る家畜の保険課の人。彼は「牧場はいたって普通」と証言。しかし、電話でいろいろ質問をするうちに元職員も、奇妙な牧場だったことを今になって認めだす。山の牧場は廃止されてからも進化し続けている。
中山 市朗(なかやま いちろう) プロフィール
作家、怪異収集家
1982年、大阪芸術大学映像計画学科卒業。映画の助監督や黒澤明監督の『乱』のメイキングの演出などに携わる。
1990年、扶桑社から木原浩勝との共著で『新耳袋〜あなたの隣の怖い話』で作家デビュー。『新耳袋』はそれまでただ怪談で括られていたものから、実話だけにこだわり百物語を一冊の著書で実現化させた。
『新耳袋』は後にメディアファクトリーより全十夜のシリーズとなり復刊。『怪談新耳袋』として映画やドラマ、コミックとして展開。
Jホラーブームを作った作家や映画監督に大きな影響を与え、ブームをけん引することになる。
著書に『怪異異聞録・なまなりさん』『怪談実話系』『怪談狩り』シリーズなどがある。
怪談は語ることが重要と、ライブや怪談会、放送などでも積極的に怪談語りを行っている。その他の著書に『捜聖記』『聖徳太子・四天王寺の暗号』『聖徳太子の「未来記」とイルミナティ」など多数。
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