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『歎異抄』は仏教の一宗派、浄土真宗の宗祖である親鸞の言葉と教えをまとめ、また親鸞の死後に流行るようになった異議や異端の考え方についてまとめた本です。 この本は原本が残っておらず、また本書で底本としている「蓮如本」のほかいくつかの写本の系統はあるものの、それらの全てに著者名が書いてありません。そのため、誰の著作であるかについて諸説が分かれていました。親鸞の曾孫である覚如こそが有力候補とされていた時代もあるのですが、やがて本文の中にも名前が登場する唯円なる僧侶が著者であるとの定説が固まり、現在に至っています。 (超訳 歎異抄 冒頭より)
はじめに
タイトル 前序 第一条:念仏以上の善などない 第二条: 念仏以上の修行もない 第三条: 善人でさえ極楽往生できる、という逆説 第四条:慈悲に違いあり 第五条:家族のために念仏を唱えず 第六条:弟子など持ったことはない 第七条 :誰も邪魔をしない道を行け 第八条:修行でも善行でもない 第九条 :念仏に喜びが湧かないのはなぜか 第十条:普通の人間にはわからないのが念仏 別条、あるいは中序 第十一条:請願の不思議、名号の不思議 第十二条:浄土への生まれ変わりと学問は関係がない 第十三条:本願ぼこりを恐れるな 第十四条:念仏に罪滅ぼしを求めるな 第十五条:今の世で悟ろうなどと思うな 第十六条:回心が何度もあると思うな 第十七条:浄土の端っこへの転生を恐れるな 第十八条:お布施で仏が大きくなるなどと信じるな 後序 流罪記録 蓮如による奥書
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