[Audio Book] 遠藤周作「初夏の雑談」
遠藤周作
株式会社エニー
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MP3
53分07秒 1ファイル, released in Jun. 2015
550 yen (including tax 50 yen)
サンプル再生3から10分程度無料で試聴できます。
内容紹介
名だたる文筆家が登場する、文藝春秋の文化講演会。 文学談や執筆秘話に人生論も交え、含蓄と味わい深い講演があなたの生き方に豊かさと彩りを添えます。
狐狸庵先生の朴訥として親しみやすい雑談にはじまり『海と毒薬』の執筆動機とも思えるような自身の内面世界の話へ。幼少時代に抱いた劣等感の中に発見した「マイナスの中のプラス」。それは人が人として、生きる誇りを持つための処方箋。
(1989年5月18日 秋田市文化会館ホール 菊池寛生誕百周年記念講演会より)
目次
●自分の知らない自分の顔
●肉の夢が苦しめる
●善意のマイナス
●愛も幾重に
●欠点にあるプラス
●絶対がない考え方
遠藤周作(えんどうしゅうさく)
東京府北豊島郡生まれ。幼少期を満州と神戸で過ごし灘中在学中にカソリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学文学部を卒業。フランス留学ののち帰国。『三田文学』などに評論を発表し、55年には小説『白い人』が第33回芥川賞を受賞。作家として歩みを進める。58年文藝春秋新社刊『海と毒薬』が新潮社文学賞、毎日出版文化賞を受賞。純文学者としてカソリックと日本人の関わりをテーマにした『侍』『深い河』などの名著も残し、海外からも評価が高い。また大病に見舞われた経験から「心あたたかな医療」運動を主宰し、又「狐狸庵先生」としてジョークとユーモアに溢れたエッセイを書くなど、遠藤の幅広いキャラクターは多くの読者に愛された。
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本オーディオブックを全部走りながらお聴きいただいたら、約
7 km、424 kcal 消費できます。
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