[オーディオブックCD] ロシア民話集 3
アレクサンドル・アファナーシエフ,
米川正夫
パンローリング
CD
8枚 約498分 2017年9月発売
本体 2,700円 税込 2,970円
国内送料無料です。
この商品は
本日
発送できる予定です。
(発送可能時期について)
オーディオブック(音声ブック)
を聴くには? | ダウンロード版
内容紹介
おそロシアな民話集、第三弾!
「ロシアのグリム兄弟」が集めた民話44話を収録しています。
世界に童話は数あれど、ロシアの童話は一味違う。とは言っても、怖い話が多い訳ではありません。正当な英雄物語もありますが、エスプリの効いた(効きすぎた?)ブラックジョークや強烈な皮肉が込められたお話も多々あり、それ故に面白いのです。お子様だけでなく、大人の方が聴いても魅力に満ち溢れているのがロシア民話なのです。
●プロによる感情豊かな読み聞かせで
・お話に出てくる人たちの悲喜こもごも様々な感情が伝わる
・お話を最後まで聴く集中力を養います
・言葉が増えることによって子どもの世界はぐんと広がります
「地獄のヴァイオリン弾き」
ある所に金持ちが住んでいました。金持ちは貯めた金を集めて二つの壺に入れ、一つは納屋の中に隠し、もう一つは門の下に隠したのですが、この金持ちが死んでしまった後は、そのことを知るものは三人の息子も含めて、誰一人いませんでした。
同じ村には一人のヴァイオリン弾きが住んでいました。ある時、ヴァイオリン弾きは宴会に呼ばれて演奏をしていましたが、どうしたはずみか地の底に落ちてしまい、とうとう地獄まで行ってしまいました。そこでは地獄に落とされた例の金持ちが苦しんでいるのでした……
「兵士と死神」
一人の兵士が、ある国の王様に二十五年の長い間仕えていましたが、除隊して帰る時には、ビスケットを三枚貰ったきりでした。
兵士として仕えていた頃は、食べる物にも着る物にも不自由しなかったのにと、不満を抱きながら故郷への道を急いでいた兵士は、出会った物乞いたちにビスケットを全部与えてしまい、手元にはもう何も残っていません。すると、最後の一枚を受け取った老人がこう言いました。
「何か望みの品でもありませんか ? 欲しいと思うものはありませんか? お力添えいたしましょう」……
収録内容
Disc1
意地悪る女房
利口者同志
フォマー・ベレンニコフ
物言う樫の木
ガチョウを分けた百姓
取り換えっこ
Disc2
鍛冶屋と悪魔
易い婆さん
地獄のヴァイオリン弾き
嫌なら聞くな
強情なお女房さん
善いこと悪いこと
夫と妻
Disc3
大馬鹿者
大胆な下男
ニコライ聖者の話
黄金の鐙
賢い娘と六人の泥棒
Disc4
高慢な金持
商人と御者
魔女の話
偽易者
夫を訴えた女房
かぶと蜂蜜
壷売り
寡婦と悪魔
Disc5
泥棒
高い皮
大酒飲み
ルトーニャ
けちんぼの死
Disc6
酒飲み夫婦
白い鴨
馬鹿と白樺
悪戯者
女村長
Disc7
ユダヤ人とジプシー
保証の十字架
兵士と死神
イワンの馬鹿
Disc8
ロシア人と韃靼人
呪われたお姫様
怠け女房
黒娘
アレクサンドル・アファナーシェフ
ロシアの民俗学者。ロシア民話研究の第一人者で、「ロシアのグリム兄弟」とも称される。
600以上の民話・伝承を編纂しており、その数は世界で最も多い。1850年代初めからグリムにならってロシアの口承文芸の集大成を志し、ウラジーミル・ダーリやロシア地理学協会の資料などを基に編纂し、1855年から1863年にかけて『ロシア民話集』を刊行した。文学的修飾を加えずに民話の素朴な姿を伝える編集方法は高く評価され、その分類法は今日も用いられている。1865年から1869年にかけては、スラヴ人の自然観についてまとめた『スラヴ人の詩的自然観』を刊行した。アファーナシェフの編纂は民俗研究にとって価値の高いものであり、ニコライ・リムスキー=コルサコフやイーゴリ・ストラヴィンスキーの芸術作品にも大きな影響を与えている。
|
関連商品
[CD]ロシア民話集 1 [著]アレクサンドル・アファナーシエフ 2,700円+税
[CD]ロシア民話集 2 [著]アレクサンドル・アファナーシエフ 2,700円+税
[CD]日本怪談全集 二 [著]田中貢太郎 3,000円+税
[CD]日本怪談全集 三 [著]田中貢太郎 3,000円+税
[CD]日本怪談全集 四 [著]田中貢太郎 3,000円+税
[CD]四谷怪談・皿屋敷・牡丹燈籠(日本三大怪談) [著]田中貢太郎 1,000円+税
[CD]小泉八雲怪談集 [著]小泉八雲 3,000円+税
[CD]聊斎志異 [著]蒲松齢[訳]田中貢太郎 2,200円+税
[CD]今昔物語 [編]でじじ 1,900円+税
[CD]雨月物語 [著]上田秋成 2,000円+税
|
この商品の著者による商品一覧:
アレクサンドル・アファナーシエフ,
米川正夫
戻る・トップページへ
|