稲森夜話 聴かなければよかった話
幼少のころから不思議な体験を数多くした稲森の実話をもとに構成され、その全てが実体験。
本人が体験したからこそ語ることのできる、細部にわたる生の臨場感には定評がある。
ただ恐ろしい・怖いだけではなく、怪談の風情を楽しめる語りが特徴。
本職が俳優である稲森の叙事あふれる話し方は、怪談の枠を越えて、男女を問わず支持されている。
内容紹介
【混線】(23分)
ミュージカルの稽古の途中、流れている曲に違和感を感じて、曲を止めると、電源を切っていたキャストの携帯電話が一斉に鳴り出した!誰かが電話に出てみると…。
【徘徊】(22分)
老人ホーム内で、おばあさんが亡くなった。同じ時間に、警備員がホーム内を徘徊している老人を見つけるが、防犯カメラに写っていたのは…。
【夢狂い】(21分)
ホスト狂いの女性が、ある時から夢をみるようになる。ただその夢が、夢なのか現実なのかわからなくなってしまう。それには隠された理由があった…。
【私を見つけて…】(17分)
5年前に行方不明になっていた、ある風俗嬢が、その店に来た客の前に、ある日突然現れた。そして、その男に渡したものは…。
【すり抜ける女学生】(19分)
オートロックのマンションのインターホンが鳴る。モニターを見ても誰もいない。操作もしていないのに、誰もいない扉がすーっと開く…。
【神隠し】(19分)
お父さんと二人で、夜中にカブトムシを捕るためにクヌギの木に蜜を塗りに来たのだが、途中でお父さんとはぐれてしまう。彼はそのまま蜜を塗り、家に帰るのだが、家ではとんでもない事が起こっていた…。
稲森 誠(いなもり まこと) プロフィール
1961年生まれ、岡山県出身 俳優 フリー
19歳で幕間芸人としてデビュー。以降23歳より俳優。
自身の持つ恐怖体験を活かし、稲川淳二氏「恐怖の百物語」の第一回目で「メリーさんの館」を語り、以降、数本の共演を経てオカルト俳優としての地位を確立。
ホラーアトラクションの演出を得意とし、室内型アミューズメントパークの「エイリアンパニック」「バイオハザード」「オトギリソウ」「貞子」「スポーン」などの演出実績を持つ。お化け博覧会でのオリジナルお化け屋敷「恐怖の第一トンネル」はAAAで有名。
シアターOMというアクター集団の主宰。藤田和日郎「うしおととら」の舞台版で「とら」役を10年間に渡り演じ続けている。
現在まで、TV・映画・CM・Vシネマ、舞台演劇、ミュージカル等幅広く出演している。
他に、YouTubeチャンネル「稲森誠のオカルト部屋」の定期配信。
イベント「稲森誠の怪談座談会」は3カ月に一度公演中。
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