稲森夜話 聴かなければよかった話
幼少のころから不思議な体験を数多くした稲森の実話をもとに構成され、その全てが実体験。
本人が体験したからこそ語ることのできる、細部にわたる生の臨場感には定評がある。
ただ恐ろしい・怖いだけではなく、怪談の風情を楽しめる語りが特徴。
本職が俳優である稲森の叙事あふれる話し方は、怪談の枠を越えて、男女を問わず支持されている。
内容紹介
【洋服箪笥】(27分)
幼い頃の記憶。男は叱られるのが嫌で、よく洋服ダンスの中に隠れていた。
そんな男が大人になって、洋服ダンスの中で見たものは…。
子供の頃の記憶が塗り替えれてゆく。
【病院の怪】(21分)
兎に角よく出るという噂の病院。
深夜、エレベーターで1階に降りようとした時、なぜだか開いた扉が閉まらない。
その理由は…。
【ひろゆきくん】(24分)
マンションの中で出会った子供。
育児放棄なのか虐待なのか、裸足で走り回っていた。
そして、母親と思われる女性が自殺してしまい…。
【動く墓石(はかいし)】(18分)
夏の終わりに、墓参りも兼ねて行った家族旅行。
泊まった先の近くで見つけた夏祭りに立ち寄ってみると…。
【感じない友人】(18分)
学生が事故で亡くなったアパート。
噂では自殺だという。
そしてあらたに、この事故物件に住み出した学生の友人が部屋に泊まると…。
稲森 誠(いなもり まこと) プロフィール
1961年生まれ、岡山県出身 俳優 フリー
19歳で幕間芸人としてデビュー。以降23歳より俳優。
自身の持つ恐怖体験を活かし、稲川淳二氏「恐怖の百物語」の第一回目で「メリーさんの館」を語り、以降、数本の共演を経てオカルト俳優としての地位を確立。
ホラーアトラクションの演出を得意とし、室内型アミューズメントパークの「エイリアンパニック」「バイオハザード」「オトギリソウ」「貞子」「スポーン」などの演出実績を持つ。お化け博覧会でのオリジナルお化け屋敷「恐怖の第一トンネル」はAAAで有名。
シアターOMというアクター集団の主宰。藤田和日郎「うしおととら」の舞台版で「とら」役を10年間に渡り演じ続けている。
現在まで、TV・映画・CM・Vシネマ、舞台演劇、ミュージカル等幅広く出演している。
他に、YouTubeチャンネル「稲森誠のオカルト部屋」の定期配信。
イベント「稲森誠の怪談座談会」は3カ月に一度公演中。
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