[オーディオブックCD] 野菊の墓
伊藤左千夫
パンローリング
CD
2枚 約147分 2008年1月発売
本体 1,500円 税込 1,650円
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オーディオブック(音声ブック)
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15歳の政夫と2歳年上の従姉・民子の恋の話です。
純愛であり、そして、周りの大人たちによって
引き裂かれた悲しい結末…。
怒りをおぼえる人も涙する人もいると思います。
この小説が発表されたのは明治39年。
時代はすっかり変わってしまいましたが、
今なお美しく感じることができます。
いちばん大事ことは何なのか……。
あの名作が音声版でよみがえります。
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■伊藤左千夫(いとう・さちお)
歌人、小説家。本名、伊藤幸次郎。元治元年9月18日(旧暦8月18日)〜大正2年7月30日。
千葉県山武市に生まれる。明治18年、実業家を目指して上京。明治22年、牛乳搾取業をはじめる。
明治26年頃より短歌を詠むようになり、明治33年、はじめて正岡子規を訪問。年下であった子規に
謙虚に師事した。子規没後は短歌雑誌「馬酔木」の中心となって、作歌、評論ともに活躍。
万葉調を基盤にした写実的な歌を作った。また、写生文や小説にも筆を染め、処女小説「野菊の墓」
(明治39)は夏目漱石から高い評価を得た。「馬酔木」廃刊後は、明治41年創刊の「アララギ」の
中心となり、斎藤茂吉や島木赤彦など、多くの後進を育てた。晩年には経済的な窮乏や、近親の
不幸などが重なったが、それを機縁にしみじみとした真情流露の歌を多く作った。
大正2年7月30日、脳溢血により死去。享年48歳。
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