[オーディオブックCD] カクテル・パーティー
大城立裕(オオシロタツヒロ),
おきなわおーでぃおぶっく
株式会社M.A.P.
CD
3枚 2時間41分10秒 2012年4月発売
本体 2,273円 税込 2,500円
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沖縄初の芥川賞受賞作品
本土復帰前の沖縄、米琉親善パーティーの欺瞞を暴く!
1966年、大城立裕は「カクテル・パーティー」で、沖縄に初めて芥川賞をもたらしました。
それは沖縄にとって、とても大きな事件でした。 それから40年、「カクテル・パーティー」が発信した沖縄からの問いかけに、 今なお日本人の誰ひとりとして答えを出せずにいます。大城立裕は、沖縄の心を大和に届けるために、 あえて大和の言葉を使って小説を書きました。 そして今、その大和の書き言葉の深層でこだまする重層的な沖縄の心に耳を傾けながら、 大和の俳優である高山正樹が、大和の言葉によって、大城立裕の《声》を読みます。 ここに、沖縄と大和の、ひとつの出会いの形があるのです。
ナレーター:高山正樹(タカヤママサキ)
大城立裕 |
1925年、沖縄県に生まれる。
上海の東亜同文書院大学を敗戦のために中退。
沖縄で公務員を39年間つとめ、 1986年に県立博物館長を定年退職。
かたわら創作活動で、1967年に作品「カクテル・パーティー」で第57回芥川賞。
『小説琉球処分』、『大城立裕戯曲集・夜替りや夜替りや』(三一書房)、
『沖縄歴史散歩』(創元社)、『光源を求めて』(沖縄タイムス社)、
『大城立裕全集』13巻(勉誠出版)など。
沖縄の演劇運動にもかかわり、近年は創作組踊を執筆。
1993年に『日の果てから』で第21回平林たい子賞。
ほかに、沖縄タイムス賞、琉球新報賞、沖縄県功労賞など。
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