[オーディオブック] 堕落論
坂口安吾
パンローリング
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MP3
約30分 2ファイル 2009年10月発売
本体 96円 税込 105円
サンプル再生3から10分程度無料で試聴できます。
オーディオブック(音声ブック)
を聴くには?
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戦後日本に衝撃を与えた安吾の代表作!
人間は堕落する。
それを防ぐことはできないし、防ぐことによって人を救うことはできない。
人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない。
戦争に負けたから堕ちるのではないのだ。人間だから堕ちるのであり、
生きているから堕ちるだけだ。人は正しく堕ちる道を堕ちきることによって、
自分自身を発見し、救わなければならない。
戦後発表され、絶大な支持を集めた安吾の「堕落論」
“堕ちることにより救われる”という安吾の思想は、
今の時代にこそ聴いておくべき書なのかもしれない!
“堕落しろ”とは、まさに呪縛からの“解放”にほかならない!
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■坂口安吾(さかぐち・あんご)
小説家。新潟市西大畑町に生まれる。
幼稚園の頃より不登校になり、餓鬼大将として悪戯のかぎりを尽くす。
1926年、求道への憧れが強まり、東洋大学印度哲学科に入学するも、
過酷な修行の末、悟りを放棄する。1930年、友人らと同人雑誌「言葉」を創刊。
1946年、戦後の本質を鋭く把握洞察した『堕落論』『白痴』の発表により、
一躍人気作家として表舞台に躍り出る。戦後世相を反映した小説やエッセイ、
探偵小説、歴史研究など、多彩な執筆活動を展開する一方、国税局と争ったり、
競輪の不正事件を告発したりと、実生活でも世間の注目を浴び続けた。
1955年、脳溢血により急死。享年48歳。
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本オーディオブックを全部走りながらお聴きいただいたら、約
4 km、240 kcal 消費できます。
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