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[オーディオブック] マーケットの魔術師 〜日出る国の勝者たち〜 Vol.32

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「テクニカル＋α：相場心理を映すシステムトレードの極意 」

『280％の売買構築公開 高勝率・高利益率 創意工夫のシステムトレードセミナー』や『システムトレード、アイデアと実践』などのセミナーDVDが好評を博している一角太郎氏、システムトレードに対する独特のアプローチは文系出身者の紆余曲折が背景でした。

＜アイデアから実戦へ＞
「株取引から始め、その後、業者に乗せられて商品先物にも参戦。ところが、給与の5倍を2〜3ヶ月で吹き飛ばし……、追証、両建て」と、投資を始めた頃を振り返る一角氏は、そこから“感覚トレード”と決別し、取引戦略のアイデアを次々にシステム化していきます。

◆感覚バリ（張り）
◆裁量トレード
◆システムトレード

という3つの段階を経て昇華していくトレーダーとその戦略は、一角氏自身の投資家としての成長が背景となっています。“感覚や裁量”が悪いのではありません。ただ、こうしたスタイルにある荒削りな部分を排除する（有効性を最大化してシステム化する）ことで、単なる相場感を有効な戦略ツールへ昇華させていくのです。もちろん、検証に裏打ちされた戦略ツールには、実践を通じてその有効性に磨きをかけていきます。

＜相場心理を映す＞
結局のところ、「（システムであれ何であれ）トレードは相場心理を把握するパターン」であり、把握パターンが映し出そうとするのは“相場心理”のスナップショットに過ぎないのです。トレーダーは、こうしたスナップショットやイメージをそれぞれの相場感で把握するものなので：

◆感覚（取引アイデアの発想源）を磨け
◆検証、検証、さらに検証し、感覚をシステム化せよ

「文科系（法学部）出身なのにシステムトレーダーになった」一角氏は1980年代、ソフトウェアのエンジニアとして金融機関へのコンサルティングを行うサラリーマンとして過ごします。それでも、相場好きとシステムトレードが融合するまでには意外に時間を要しました。持っているのに気付かない取引戦略の有効ツールは、本当は各トレーダーが既に持っているもの……、なのかもしれません。

〜内容抜粋〜
Disk1
□ 2009年の相場について
・日本株式市場の現状と課題
・原油、金の動向

□ セミナーDVD『システムトレード、アイデアと実践』
Blog：一角太郎の「夢の貯金箱」（http://plaza.rakuten.co.jp/luckyfairies/）

□ プロフィール・経歴について
・システムトレーディングに辿り着くまで

□ システムトレードの考え方

□ トレーダー（戦略）の進歩
・感覚バリ
・裁量トレード
・システムトレード

□ 取引戦略
・アイデアの出し方
・検証について

Disk2
□ 取引システム稼動状況について
・構築した売買システムの検証と実践
・取引パターンを増やす

□ システムトレードや相場環境の将来像について

□ 一角太郎のライフワーク

□ トレードに勝つための発想

□ 個人投資家へのメッセージ
他

■講師紹介

証券投資から、パフォーマンスがよく安定したトレードを追求し、システムトレーディングに目覚める。商品での独自のシステムを研究し、年率200〜300％以上をたたき出す。月ベースでは勝率100％というシステムトレードを実践制作し、その商先でのシステムトレードのすばらしさや相場の心理面などについて自らBlogで発信。パフォーマンスは勝率80%を超える。トレードの概念はいずれも同じという考えの元に商品から派生させ、日経225やTOPIX、昨今FXにも研究適応させ複数のシステムトレード手法を開発し実践している。また、国際バンキングシステムのコンサルティングや開発経験を数多く手がけ、世界の主要な金融都市を飛びまわった経験をもつ。IT会社の経営や教育事業、CRM（顧客満足マーケティング）の専門家という別の顔を持ち、著作も多い。

インタビュアー: 清水昭男（しみず あきお）

1983年、南イリノイ大学コミュニケーション学部卒。トウキョウ・フォレックス、タレット・アンド・トウキョウ・インターナショナルを経て、CBOTアジア・パシフィック代表を務める。その後、ブルームバーグ・ニュースのレポーターとして、CATVで相場レポートを担当。現在は、フリーで翻訳・執筆を中心に活動中。手がけた作品は『新マーケットの魔術師』『投資苑がわかる203問』『DVD ターナーの短期売買セミナー』『DVD ガースタインの銘柄スクリーニング法』『DVD デビッド・ナッサーのデイトレード講座』『DVD アラン・ファーレイの収益を拡大する「仕掛け」と「仕切り」の法則』『マンガ LTCM -巨大ヘッジファンド崩壊の軌跡』『マンガ 監査法人アーサー・アンダーセン』（パンローリング)など多数。

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