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恐ろしくも哀しい極上の怪談！ 宮部みゆきの傑作時代劇

「〈ばんば〉というのは、強い恨みの念を抱いた亡者のことでございます……」 箱根湯治の帰り道、雨に降り籠められた若夫婦。わがままな若妻に頭の上がらぬ婿養子・佐一郎は、宿で相部屋となった老女・お松から、忌まわしい昔語りを聴くことになる――。

ミステリーだけでなく、味わい深い時代劇小説でも熱い支持を受ける、宮部みゆきの時代劇短編集「ばんば憑き」（角川書店）。その中から、表題作をオーディオブック化しました。

朗読するのは、実力派女優・中嶋朋子。穏やかながら凄みを感じさせる語りが、聴く者を怪談の世界に引き込みます。

ぞわりと背筋が寒くなる、極上の怪談を、お楽しみください。

宮部みゆき

1960年、東京生まれ。
’87年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。山本周五郎賞、直木賞、吉川英治文学賞など、さまざまな賞を次々と受賞。
日本を代表する作家の1人。映画化、ドラマ化された作品も数多い。「火車」「理由」「模倣犯」といったミステリー作品のほか、「あやし」「ぼんくら」「おそろし」「あんじゅう」など、時代劇小説も多数上梓している。

詳しくは以下のサイトをご参照ください。
http://www.osawa-office.co.jp/

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